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酒気帯び事件、偶然摘発装う? 京都・宇治署員ら書類偽造疑い:無理が通れば道理が引っ込む

2016年06月29日 | 無実証拠不提出不公正裁判弁護士会出廷成立
【無理(むり)が通れば道理が引っ込む 】道理に外れた事が幅をきかすようになると、正しい事が行われなくなる。

府警は虚偽有印公文書作成・同行使の疑いもあるとして、複数の警察官から任意で事情を聴いている。


酒気帯び事件、偶然摘発装う? 京都・宇治署員ら書類偽造疑い 

 宇治署が2013年に検挙した道交法違反事件で、捜査書類を偽造したとして、京都府警が、虚偽有印公文書作成・同行使の疑いで、当時の複数の署員から任意で事情を聴いていることが28日、捜査関係者への取材で分かった。府警は関係者の書類送検や処分を検討している。

 宇治署は13年8月10日夜、宇治市小倉町神楽田で行った検問で、呼気から基準値以上のアルコールを検出したとして、軽乗用車を運転していた同市の50代男性を道交法違反(酒気帯び運転)容疑で検挙した。男性は起訴されたが、京都地裁は今年2月、無罪を言い渡した。地検は判決を不服とし、大阪高裁に控訴している。

 捜査関係者によると、当時、「男性が居酒屋から出てきた」などと酒気帯び運転についての110番を受けて、宇治署員が男性の車を止めて職務質問した。しかし、その経緯や目撃者の存在を★隠し、★多目的検問で★偶然呼び止めたとの★虚偽の捜査書類を作成したという。書類作成の★手間を省く目的だったとみられるという。

 一審では、検問で男性を停止させた理由を「違反内容は不明だが、ナンバープレートの★無線連絡を受けた」と説明していた。

 控訴審に向けて検察側が捜査過程を★精査する中、宇治★署員が、事実と異なる書類になっていることを★認め、府警が調査を始めた。

 京都★地裁判決は、男性の呼気1リットル中★0・2ミリグラムのアルコールが検出された点は★認定した。一方、検察側が証拠とした「数時間★前に飲んだ」との★本人供述の存在自体が★疑わしいと指摘。アルコールが体に残っている★認識がなかった疑いがあるとして★無罪としていた。

 29日に大阪★高裁で開かれる控訴審初公判では、検察側は、宇治署が★伏せていたとされる110番の通報記録などを基に、無罪では★ないと主張するとみられる。

 府警監察官室は「現在、調査中。事実を踏まえ厳正に対処する」としている。【 2016年06月29日 09時50分 】

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