抗がん剤治療でがん消滅宣言の高須克弥氏「がん細胞と呼ばれるものが体になくなった。攻めて良かった」
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高須克弥院長
3日放送のフジテレビ系「バイキングMORE」(月~金曜・午前11時55分)では、公式ツイッターで「がん細胞がほとんど消滅した」とがん消滅宣言をして話題を呼んでいる高須クリニックの高須克弥院長(76)を直撃取材した。 今年5月に末期がんの治療を受けると明かしていた同氏だが、10月29日にツイッターで「かっちゃんの癌制圧プロジェクト成功。かっちゃんは当分死なない」とつづった上、同月31日にはイベントに登場して元気な姿を見せた。 この日の番組の取材に「末期がんに使うゲムシタビンという抗がん剤なんですけど、他の使い方をしちゃいけないんです。だけど、僕の考えですけど、効いちゃうんじゃないかなと思って」と高須氏。 同氏は2015年にぼうこうがん、尿管がん、腎臓がんが見つかり、治療開始。「隅から隅まで取ったはずなのに、がん細胞が出るんですよ」などの表現で自身の闘病を明かしてきたが、今年1月、ぼうこうがんを切除したが、再発を繰り返し、これ以上の切除もできない状況に。 「もう手の打ちようがなくなってしまった」ため、末期がんの際、使用する抗がん剤ゲムシタビンに注目。本来は点滴で全身に投与する同薬をぼうこうに直接投与したという。 「僕の考えですけど、直接、がんに濃いヤツをぶつけてやったら、効いちゃうんじゃないかなと思って」と同氏。「ぼうこうと腎臓と尿管とひどいことになりそうなことが分かっているところに直接、抗がん剤を『僕、医者だから全責任を持つからお願いします』って主治医の教授にお願いしたんです」と治療に挑んだという。 すると、「がん細胞と呼ばれるものが体になくなったので、攻めて良かったです」と笑顔を見せた高須氏。 ただ、SNS上では「厳密にはがん細胞が消滅したかは分からないのでは」、「中途半端に完治とか言ったら、変にがん患者さんに期待させてしまうのでは」などの疑問の声もあることについて、高須氏は「僕はエゴサーチは行わないので批判の声は気にならない。自分だけに起こった不幸だと思わずに、がんを取り込んで生活の一部にするべき」と答えていた。
報知新聞社