くもり のち あめ

うしろ向き、うしろ向き、たまに、まえ向き。

法事、寝坊

2009-01-13 19:10:57 | 日記

川越「時の鐘」

先日、母方の祖母の一周忌で、
母の実家に足を運んだ。

私の実家に9時集合の予定が、
私は9時過ぎに母からの電話で目を覚ました。

前日の深酒が良くなかったのだろうか。
法事だというのに何たる。

母も焦っていたのか、

「じゃあ、もう間に合わないね」

と言って電話が切れてしまった。

間に合わないこたぁないだろうと思い、
急いで自分の車で追いかけようとしたのだが、
お寺に何時に行けばいいのか聞いていなかったので、
電話をかけなおそうとしていたら再度電話がかかってきて、
結局迎えに来てくれることになってしまった。

寝坊した挙句に、
本当に申し訳なかった。

法事は滞りなく進み、母方の実家に寄ったら、
従姉の生後1ヶ月の赤ちゃんがいて、
抱っこさせてもらったのだが、
これがもう何とも言えない。

おっぱいを飲んだばかりらしくて、
うとうとしていて、
あやしながらその顔を見ていたら、
父性に火がつきそうになってしまった。

この子のためなら死んでも仕事を頑張れる。
何としてでもこの子を守らなければと、
そんな強い気持ちになれたような気がした。

自分の子供じゃないのに、
これほど気持ちを揺さぶられるということは、
自分の子供だったらもう大変だろう。

帰りに川崎大師(喜多院)に寄ったのだが、
周辺の道路はかなり渋滞していて、
おまけに喜多院の駐車場はまだ午後4時だというのに
すでに終了していて、
路頭に迷った車であふれかえっていた。

喜多院の1kmくらい手前に空き駐車場があったのだが、
どうしたものかと話をしていたら、

「いやいや、1km歩くのはなかなか大変だよ」

という意見で皆が一致しかけたとき、
私の親父が、

「1kmなんて歩いたって大したことないだろ」

と強い口調で言うものだから、

「じゃあ、お父さんは1km歩けるの?」

と聞いたら、

「歩けない」

だって。

どっちなんだよと思いながら笑ってしまった。
そんなボケをどこで覚えたのだろうか。

幸い喜多院から700m離れたコインパーキングに停めることができ、
喜多院で破魔矢を買って、おみくじを引いた。
おみくじの結果は「末吉」で、
そういえば一昨年も「末吉」だったなと思い出し、
まぁ、今の自分には末吉くらいがお似合いだなと
妙に納得してしまって、
嬉しくも悲しくもない、平常心のような心持ちであれたのは、
午前中に聞いたお坊さんのお経のせいかなと思った。




喜多院の近くにあった「成田山川越別院」
喜多院に行ったのに、なぜか喜多院の本堂の写真は撮っていない


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