あっというま

例えば何人かで一緒に飲んでいたりすると、
必ず誰かが

「なんで楽しい時間はあっという間に過ぎちゃうんだろう」

と、ポツリつぶやく。

自分の好きなことだけをして、
時間の流れが苦痛じゃないからかな。

いま何分経っただろうかなどと一切気にしないから、
あっという間に時間が過ぎた感覚になるのだろうな。

楽しいときも、つらいときも、
退屈なときも、急いでいるときも、
時間は正確に過ぎているはずなのだけれど、
やはり楽しい場にいると、
時間を管理している神様みたいな人が、
時計の針を早く進めているような気がしてならない。

そんなこんなで３連休直前の金曜日、
上司と飲みながら、

「３連休目前のいまが最高」

とウキウキしていたはずなのに、
気がついてみればすでに連休明け。