表千家一期一会

大徳寺月次利休忌茶会


今日は 秋雨の中
お稽古場の方と
京都紫野大徳寺の月次利休忌茶会に出かけました



今月の聚光院の滑?ヘ表千家のご担当でした
10時からの法要には
朝早い時間から大勢の方々が集まっておいででした



今日は
聚光院の他に
半床庵ご担当の瑞峯院のお席に入りました

印象に残ったのは
碌々斎が伊賀の土を以って作られたという
手付きの細水指でした

銘は 鴫立ツ沢

鎌倉時代の歌人 西行法師の歌


心なき 身にも哀れは知られけり  鴫立つ沢の 秋の夕暮れ


からの銘だとか


溜塗り爪黒の長板と この細水指の取り合わせに
今は亡き 故久田宗匠を偲ぶお社中の方々の心が思われて
深まる秋の時雨が
一層寂しく感じられました





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