本日は
曙会月釜に出かけて参りました
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節分の日の懸釜から
早一ヶ月が経ち
お世話になった方や
お越しいただいた方々にもお会いし
あらためてお礼を
申し述べました
さて本日のご担当は
須波多恵子先生でした
待合に掛けられた
弥生の節句の画賛が
ほのぼのとした春の到来を
感じさせます
本席のお床には横物
『春風 入寿盃』
その前には
愛らしい桃の花
点前座の設えは
長板に諸飾
袋形祥瑞のたっぷりした水指が
水温む春を思わせます
主茶碗は
席主のご出身地である
紀州に因んだ黒樂
そして
稲妻蒔絵の棗に
春雷の雷轟を
感じさせていただきました
茶杓の御銘は
春雪
正に
早春の歓びあふるる
春三昧のお道具組を
楽しませていただきました
たまさか
お隣りに座られた
87歳Si.先生との会話も楽しく
朗らかで幸せなひとときを
過ごさせていただきました