本日は
大阪中央区にあります
坐摩(いかすり)神社にて
大阪青年部研修茶会が行われました
お二人の社中の方とご一緒に
参会させていただきました
待合の掛物は
明日の節分に因んで
前田昌道師画賛 福ハ内 富久ハ内
まずは
濃茶席に入らせていただきました
尋牛斎宗匠筆一行 梅花似照星
菅原道真公の歌だとか
琵琶台に飾られた香合は
金棒
当代の道年さんのお作だそうです
お釜は
青年部の会員 角谷圭二郎氏作
襞(ひだ)文広口釜
現代的でスタイリッシュなお釜でした
続いて
すぐ隣の部屋にて
お薄も頂戴しました
今日の初午に因んで
こちらの掛物は
稲荷山画賛
長板の上には
目の覚めるような
トルコブルーの皆具
枡で持ち出された
豆政さんの五色豆が
いかにも
節分のご趣向です
私がお茶をいただいた
了入の作という
赤の主茶碗には
茶溜りに大きく「福」と書いてありましたが
金泥で鬼の絵が描かれていたのは
茶碗の正面ではなくて向こう側
これで「福は内 鬼は『外』!」というご説明に
なるほど・・と納得
青年部部長を務められる
川端宏房さん作 大雪蒔絵大棗は
ぼたん雪をイメージして作られたとか
川端さんが
ベトナムに出かけられた折に
求められたという
花入れは
一見黄交趾かと思いきや
焼き物ではなく塗物で
表面には卵の殻が貼り付けてあるのだとか
春間近のご時候にあった
自由で独創的なお道具組に
同席の皆様方と共に
楽しいひとときを過ごさせていただきました
こちらはおまけの写真↓
坐摩神社を出て
地下鉄に乗るまでに
昭和の香り漂う船場センター内で
喫茶店に入って
”みつ豆”を食べました
ご一緒したお弟子さんたちとは
一回りも二回りも年が離れているのに
なんだか学生時代を思い出しました