2月6日(水)から10日(日)まで
第六回珠光茶会が開催されています
珠光茶会とは
奈良で生まれた室町時代の茶人・村田珠光に因んで
2014年より始まった
古都奈良を舞台にした大々的なお茶会です
春日大社・東大寺・西大寺など
歴史ある八社寺を始め
「ならまち」などのお茶室を会場にして
茶道七流派によるお茶席が設けられます
本日は
そのうちの一つ
奈良国立博物館内にある
「八窓庵」席を
敬游会(東大寺学園卒業生父兄有志の会)の一員として
お手伝いさせていただきました
朝は
あいにくの雨模様でしたが
お席の始まる九時前から
傘をさしたお客様が
次々にお越しになりました
私は午前中は
待合でのお迎えや
お庭を通ってお席までのご案内などを
させていただきました
お客様が皆
「この席を楽しみに参りました」
「大満足です!」などと
口々におっしゃってくださり
そのような茶会のお手伝いを
させていただけることを
うれしく思いました
午後は
ようやく雨もあがり
八窓庵内で
水屋のお手伝など
させていただきました
なれない半東もさせていただきましたが
「来年もまた来ます!」と
笑顔でおっしゃって
名残惜しげに
にじり口から退出された方の
後ろ姿が心に残りました
気がつかないところで
不行き届きもあったかもわかりませんが
一生懸命の心だけは
お受けとりいただけたことを願っています
私は
今日一日だけのお手伝いでしたが
珠光茶会は
10日まで続きます
もてなす側も
もてなされる側も
共に満足できる
素晴らしいお茶席が
あちこちに生まれますことを
心よりお祈りいたします
青信号で交差点を横断する鹿さんたち
(AM7:30頃撮影)