ただ茶席に至る通路という地理的な意味だけではなく
そこを通ることによって
心地を露わにするという
超現実的・出世間的・宗教的なものでなければならない
草庵は
俗塵を払って清浄静寂なる仏心を体得し
それを行じ 表現する場である
「露地草庵に入る」とは
寂数寄の茶道に入るということであり
単に飲食・娯楽・ものずき・趣味・風流のためではない
(以下 今日の茶道への批判・・・)
名聞茶・利欲茶・嫁入り支度茶・嗜好茶・道具茶
遊閑茶・交際茶・趣味教養茶・技健メE権勢茶・型茶・職業茶
以上
「茶道の哲学」久松真一(講談社学術文庫)
P66~83からの抜粋です
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