本日は
二十四節気の『清明』です
天地万物の気が満ち
清く明らかになるといわれる
この佳き日に
お弟子さん三名を招いて
唐物相伝茶事を執り行いました
今日は
前茶形式ではなく
正午の茶事の形で行いました
ただし
本日の茶事の眼目は
唐物点前の相伝にありますので
懐石は一汁二菜とし
八寸は省かせていただきました
赤飯は 物相で抜いています
主菓子 春霞 鼓月製
干菓子 さくら 藤丸製
今日は
社中の一人に
半東の仕事をお願いしました
前もってお渡しした
タイムテーブルに従って
打ち水・莨盆の火入れ
台所での水仕事や水屋など
心をこめて
一つ一つの仕事をこなして下さいました
茶事は
本来は亭主一人でするのが建て前なので
半東は亭主の動きに合わせて
終始陰の仕事をするわけですが
やはり半東さんがいて下さると
茶事の流れがとても速やかに進行することを
あらためて実感いたしました
これからも
希望される方には
是非半東に入っていただいて
裏の仕事を学んでいただき
将来的には
ご自分でも茶事をしてみたいと
思っていただけたらいいなあと
考えています