表千家一期一会

新兵衛の楽 吉左衛門の萩


昨日から
琵琶湖のほとりで少しのんびり過ごし
佐川美術館に立ち寄りました




佐川美術館内の楽吉左衛門館では

萩焼・15代坂倉新兵衛氏と
楽焼・15代楽吉左衛門氏のコラボレーション展が

3月29日まで開催されています




新兵衛さんの楽焼
楽さんの萩焼という

とても
興味深い作品が展示されていました


手捏ねで原型を造り
時間をかけて箆で削り上げて造る楽焼


轆轤の回転の中で
瞬間的な手の動きにより生まれる萩焼



解説には

「互いに異なる製作法を用いて制作することにより
互いの本質が浮かび上がる」


と書かれていました




楽焼のようで楽でない

萩焼のようで萩でない


じっと見ていると
私には
そのどちらも超越したお茶碗に思えてきました




佐川美術館

少し風花が舞っていました


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