今日は
大阪府泉北郡にあります
正木美術館で行われている
秋の特別展「利休参上」に出かけてきました
千利休生前の姿を描いた現存唯一と言われる作品
伝長谷川等伯筆「千利休図」に会いたくて・・・
表千家不審菴所蔵の長谷川等伯筆「千利休像」は
以前 京都国立博物館で見ることができました
その時は
利休居士本人に初めて出会うことができた感動があり
しばらくその場から動くことができないほどでした
自刃後5年を経て描かれたその遺像からは
侘び茶の完成者としての利休という存在の重みが
あらためて感じられました
一方
正木美術館の「千利休図」は
天正11年 秀吉の茶頭となった年
利休62歳の姿と伝えられています
鋭い視線が非常に印象的なその姿に
現世での利休その人が
凄みをもって感じられ
また一歩 利休の近くに
歩み寄れたような気持ちになりました
秋の特別展は12月2日(日)まで開催されています