紫電改 旧日本海軍の優秀な戦闘機です。
占領地に航空勢力を置く必要性、重要性は各国とも当時から身にしみていました。なにより日本海軍が航空機の時代に先鞭を付けた張本人です。
しかし、日本はツルハシともっこ、飛行場建設には時間がかかります。空母を付近海域に貼り付けて置くこともできません。
そこで水上機を戦闘機として作る、しかも、他国の新鋭戦闘機と互角に渡り合える代物を・・
そうやって水上戦闘機「強風」が開発されました。
この機体を母体として陸上型に転用開発されたのが紫電および紫電改であります。
紫電改は薬用ではないです。しかし、薬用と曰く因縁はあるようです・・
紫電改を実物大に復元したとのことで見に来ました。
水上機は翼を胴体の高さの真ん中以上に付けます(中翼)。言わずとしれた離着水時に飛沫がかかり翼を破壊するのを防ぐためです。
強風をそのまま陸上機に改装したのが紫電、翼を胴体下部に付けなおして再設計したのが紫電改。
がっしりしています。
片翼2門計4門の20ミリ機関砲を装備しています。
展示されている鶉野飛行場跡地の写真
盛況です。駐車スペースは昨日の雨で田んぼ状態・・とほほ
播磨の山なみは岩山で荒々しい。この平地部分に飛行場がありました。
帰りに一乗寺に寄ることにします。-続く