無会派 大竹功一の独り言

福島第一原発から約80キロの白河市在住。市議会議員7期目。
老病傷保護犬猫たちと暮らしています。

側溝の除染は、どうなるのか。

2015年12月05日 23時16分29秒 | 議員活動
昨日は、103人の方々にアクセスをいただきました。有難うございました。

さて先日、知人より「自宅前の側溝、原発事故の影響でたまっている泥等の撤去ができない。原発事故前は市内一斉清掃等で汚泥等が撤去されていたため、大雨などで心配することもなかったが、現在、行政機関より撤去を止められているため、汚泥が堆積され、大雨時はもちろん、晴天が続けば悪臭等にも悩まなければならない。何とかなりませんか。いつまで、この状態を続ければよいのか市に聴いてほしい」との訴えをいただきました。

早速、担当課を訪ね質問したところ「現在、側溝の除染も始めている。順番があるので時間をいただきたい。ただ、緊急を要する場合は特別なので、現地を調査してみたい」との回答を得ました。また、「現在の除染対象は、地上1メートルの空間線量0.23μ㏜以上が条件であり、それ以下の場合の対処法が国から示されていないのが現状である。回収しても保管場所がないのが現状である」とのことでした。

これが事実であるとすれば、原発事故から約5年もたった白河地域の住宅街の側溝では、0.23μ㏜以下のところも多くあると思われます。このままでよいとは思えません。12月議会一般質問で、市の今後の考え方を尋ねてみたいと思います。