【人生をひらく東洋思想からの伝言】
第108回
ろうぶつじゅ やまだほうこく
『老仏儒』(山田方谷)
「善悪ともに忘る、老の高き所以なり。
善悪とも容る、仏の大なる所以なり。
善を善とし悪を悪とす、儒の正しき所以なり。」
老子の教えが高いと言われるのは、善悪にとらわれないからである
仏教が大きいと言われるのは、善悪をともに受け入れているからで
儒教が正しいと言われるのは、善を善とし、悪を悪としているから
山田方谷(やまだほうこく・1805-1877)は、幕末・明治
備中松山藩(現在の岡山県高梁市)で藩政改革を成し遂
その教えを請う者は、越後長岡藩の河井継之助をはじめ全国に及び
明治維新後は、子弟の教育に専念しました。
私が東洋思想に惹かれるのは、この3つの思想以外にも、
禅と神道
ミックスしてより香り高い思
この日本にある思想を、より生活や仕事にも活かせるように、
そし
今後も精進してい
参考文献
『山田方谷のことば』山田方谷に学ぶ会編 登龍館