松下啓一 自治・政策・まちづくり

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☆子ども・若者総合支援条例の検討が始まる②(多摩市)

2020-10-15 | 子ども・若者総合支援条例
 第2回目は、この条例にかける思いを語ってもらった。

 2分という時間制限で、簡潔に語ってもらった。みな事前に考えてきたようで、それぞれがそれぞれの思いでこの条例に期待することを話した。

 いくつか共通項があるが、
(1)子ども・若者は、単に保護の対象(客体)ではなくて、それぞれの良さを活かして、生き生きと活躍する主体として位置づけよう。活き活きの内容は、それそれが、多面的に語った。
 これはその通りだと思う。

(2)子ども・若者問題は、子ども・若者の周りに大人、地域、社会の問題でもあること。そこを射程に条例づくりをしよう。まちづくり条例である。
 これもその通りで、「まちづくり」とは何か、分かりやすい定義を示すことになった。

(3)仕組みの重要性。仕組みそのものは、全部は書けないけれども、そのとっかかりになるような規定を入れ込むことが重要だろう。

 そのほか、事務局で整理してもらおうと思う。

 この会も2回目になって、だいぶ、くだけてきた。今回、全員が発言するという目標は、達成できた。目が合ったと言っての無茶ぶりも、そのうち、みんな慣れるだろう。市長さんにも無茶ぶりして、事務局は戸惑ったようだ。

 始まる前の事務局との打ち合わせでは、「ここは、簡単に説明していいですね」と確認されて、「了解」とはいったものを、気が変わって、「ここは丁寧に説明して」という、不意打ちも行った。しかし、それでも、きちんと説明するのは、さすがである。

 ともかく、私が担当する委員会は、油断も隙もないので気を付けほしい。いろいろあるが、ともかく、有意義な委員会であった(それは、会議の終了時の様子でよくわかる)。次は11月。今度は、グループワークをやる。
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