横浜市の夜間研修の第2回目である。
この日は、全体にほどほどに丁寧な、バランスの良いものとなった。やはり、地方自治法の説明だけでなく、その背景や現実の地方自治とのギャップを話すと、バランスがよくなる。ただ、その分、時間を食ってしまい、4回ですべてを説明するのは困難になってきた(もともと4回ですべてを説明するのは無理があるが)。
受講生が質問にきて、地域自治区を初めて知りましたということである。横浜市は、指定都市なので行政区があり、しかも早い段階から、区の自立性を打ち出しているので、ある意味、地域自治などはすでに先行的にやっている。何をいまさらというのが、ある種の感じだろう。
それでも、370万人を18の行政区でやっているので、1区あたりが中核市並みである。あまりに大きすぎるので、徐々に無理がたたってくるだろう。早晩、地域自治区制度を採用することになると思うが、他の自治体より先進的だった分、後手に回ってしまうような気がする。
この日は、お昼に府中市の方が来て協働研修の打ち合わせ(基本からやる面白い研修になりそうだ)、経理課との打ち合わせ、茅ヶ崎から3人が来て講義などがあった。その間、学生との相談事等々があり、フルタイムの行動となった。頼まれごとがあるうちが華なのだろう。