2日間にわたった政策法務研修が終わった。
藤沢の研修は、何年目になるのだろうか。今回も入庁8年目の職員ということで、リーダーシップを学ぶ研修の一環として、今回の政策法務研修があった。私も、受講者の経験や研修意図を踏まえて、話の比重を違えている。
一般的に言って、この年代の職員は、先輩に恵まれない時代の職員である。彼らより10年先輩の職員たちは、就職氷河期に市役所に入った職員なので、ずっと後輩(部下)がおらずに、キャリアを重ねてきている。
普通なら、入って数年で後輩(部下)ができて、部下を指導しながら、成長していく。日ごろの仕事の中で、指導力を学んでいくことになる。ところが、後輩が入ってこないので、いつまでも下っ端で、自ら動いて仕事をこなしていかなければならない。つまり、ようやく、後輩(部下)ができても、十分に指導力を発揮できないのである。
そこで、政策法務研修ではあるが、仕事の拓き方に軸足を置いて、私の体験や学んできたことを話す研修となる。
参加した職員は、なかなか優秀だった。とくに、徳島市公安条例判決の応用では、その意図を的確に察知して、回答を考えていたのは感心した。近年にない、良い出来だった。
藤沢市と言えば、わが松下ゼミからは、メグちゃんが行っている。1年生の時に私のゼミだったの縁で、結局、ずっと一緒だった。焼津に行ったり、合宿に行ったりした。家庭科の高校で、お裁縫ばかりやっていたそうであるが、まじめに努力して、藤沢市に合格した。
メグちゃんの職場における直属の先輩も、この研修に参加していた。先輩からの話でも、メグちゃんは、元気でやっている様子が伝わってきた。時々、ラインが来るくらいなので、心配していたが、元気で頑張っているのが、何よりである。