★政策法務研修（板橋区）

　懐かしの板橋において、無粋な法務研修となった。
　板橋に来たのは４０年ぶりになる。当時は、池袋から赤羽線にのってやってきた。その赤羽線は、今では埼京線に変わり、いつも混雑している電車になってしまった。板橋の道路の上にも道路ができ、たくさんのビルもできている。別天地に来たような気になった。
　研修は、政策法務の基礎。条例作りを中心にそのコツを紹介した。この場合やはり中心となるのは、徳島市公安条例の大法廷判決。この判決を中心に、熊本市の取り組みを紹介した。受講生は、条例作りのポイントが分かったのではないだろうか。反省点は、時間がないのだから、つまらない余談を言わないこと。
　反省ついでにもうひとつ。ワークショップの最中、グループに立ち寄ると、ついつい、生駒の神社で、おでんを一個おまけしてもらうという、感動秘話を話してしまった。すると、私も同じ体験があるんですという受講生がいて、おおいに盛り上がった。本当に辛いときに、おまけおでんは、うれしいものである（あまりにも楽屋ネタ）。
　最後に政策企画課のＳさんと自治基本条例の打ち合わせを行った。６月から、市民による検討会を始めるという。ただ、初めての試みで迷いもあるようだ。あまり完璧に想定しても、そのとおりにはならない。やりつつ軌道修正するくらいのつもりでやってみたらどうだろうか。
　担当のＡさんはＮＨＫのアナウンサー似（思い出したら書き加えよう）の笑顔のかわいい人。私が、変な講師で驚いたろう。