コロナは、さまざまな問題を顕在化した。
事前の用意がない状況で、全世界、一斉のせい!で始まったので、リーダーや政府の力量が、簡単に比較できるようになってしまった。
わが日本は、すぐれた政府を持っていると思っていたが、いつも、その場限りの後手後手で、全然、そうではないことが分かってしまった。コロナのワクチンは、世界に先駆けて開発できる力量があるかと思ったら、世界から、一周も二周も遅れている。
コロナの予防接種だって、変更に次ぐ変更で、先進国でも、ビリのほうである。さすがに温厚なわが連れ合いも、「仕事しろ」と怒っている。
若者たちも、気の毒で、拡大の原因者として迫められ、また、採用の中止で、希望した仕事を受けることもできない。去年、新卒で会社に入った若者たちにも、会社から、コロナ陽性者になるなと厳しく締め付けられ、若さの発露が制約されている。本当に気の毒になる。
今回は、知事さんたちの力のなさも明らかになった。テレビに出て、大変だ、大変だと騒ぐばかりで、先を見ながらの仕事を全然していない。
今から、1年前、我が家では、こんなコロナ対策が話し合われた。
中国の例をみても、隔離が一番なので、県ごとに、臨時コロナ病棟を立てるという案である。災害のための緊急住宅を建てる能力があるので、2,3週間で建てる。石垣山の一夜城のようなコロナ病棟である。
我が家では、候補地も考えた。神奈川県東部は、わが家の近くのうみかぜ公園をまず思いついたが、ここは風が強く、津波になったらまずいだろうということになって却下。そこで、逗葉新道から入った南郷公園がいいとなった。山に囲まれて、緑も多く静かで、土地も広い。反対する住民もいないだろう。ここならば、いくらでも病棟が建つ。
その病院の担い手である医師、看護師は、知事が、自ら医師会に掛け合って、医師会で調整してもらう。どうせ病院は、閑古鳥が鳴いている。週1回くらいなら、余力を出せるだろう。医師会は、抵抗するかもしれないが、こういう時こそが、医師会の出番ではないか、そういって説得するのが、知事の役割である。同時に、国に働き掛けて、国を動かすのが、知事の役割である。
この話は、今から1年以上前の話である。もう1年もたつので、実現していたら、神奈川県の医師や看護師は、コロナ対策のベテランになっている。ノウハウも習得し、結果、市民も、医療崩壊など、心配せずに暮らすことができる。たいして効果がない緊急事態宣言など出す必要がなくなる。
この程度は、我が家でも、思いつくので、知事さんたちも思いついたのだと思う。その思い付きをどうしたかが分かれ目で、結局、評論家みたいにテレビに出て言葉だけでコロナ対策をするか、国へ下駄を預けるだけの知事さんになるか、あるいは、自ら、課題を切り開いていける地方自治のリーダーになるかの違いである。
コロナは大変であるが、政府への失望感は、日本の未来に、かなり響いてくるように思う。とても悔しい。
事前の用意がない状況で、全世界、一斉のせい!で始まったので、リーダーや政府の力量が、簡単に比較できるようになってしまった。
わが日本は、すぐれた政府を持っていると思っていたが、いつも、その場限りの後手後手で、全然、そうではないことが分かってしまった。コロナのワクチンは、世界に先駆けて開発できる力量があるかと思ったら、世界から、一周も二周も遅れている。
コロナの予防接種だって、変更に次ぐ変更で、先進国でも、ビリのほうである。さすがに温厚なわが連れ合いも、「仕事しろ」と怒っている。
若者たちも、気の毒で、拡大の原因者として迫められ、また、採用の中止で、希望した仕事を受けることもできない。去年、新卒で会社に入った若者たちにも、会社から、コロナ陽性者になるなと厳しく締め付けられ、若さの発露が制約されている。本当に気の毒になる。
今回は、知事さんたちの力のなさも明らかになった。テレビに出て、大変だ、大変だと騒ぐばかりで、先を見ながらの仕事を全然していない。
今から、1年前、我が家では、こんなコロナ対策が話し合われた。
中国の例をみても、隔離が一番なので、県ごとに、臨時コロナ病棟を立てるという案である。災害のための緊急住宅を建てる能力があるので、2,3週間で建てる。石垣山の一夜城のようなコロナ病棟である。
我が家では、候補地も考えた。神奈川県東部は、わが家の近くのうみかぜ公園をまず思いついたが、ここは風が強く、津波になったらまずいだろうということになって却下。そこで、逗葉新道から入った南郷公園がいいとなった。山に囲まれて、緑も多く静かで、土地も広い。反対する住民もいないだろう。ここならば、いくらでも病棟が建つ。
その病院の担い手である医師、看護師は、知事が、自ら医師会に掛け合って、医師会で調整してもらう。どうせ病院は、閑古鳥が鳴いている。週1回くらいなら、余力を出せるだろう。医師会は、抵抗するかもしれないが、こういう時こそが、医師会の出番ではないか、そういって説得するのが、知事の役割である。同時に、国に働き掛けて、国を動かすのが、知事の役割である。
この話は、今から1年以上前の話である。もう1年もたつので、実現していたら、神奈川県の医師や看護師は、コロナ対策のベテランになっている。ノウハウも習得し、結果、市民も、医療崩壊など、心配せずに暮らすことができる。たいして効果がない緊急事態宣言など出す必要がなくなる。
この程度は、我が家でも、思いつくので、知事さんたちも思いついたのだと思う。その思い付きをどうしたかが分かれ目で、結局、評論家みたいにテレビに出て言葉だけでコロナ対策をするか、国へ下駄を預けるだけの知事さんになるか、あるいは、自ら、課題を切り開いていける地方自治のリーダーになるかの違いである。
コロナは大変であるが、政府への失望感は、日本の未来に、かなり響いてくるように思う。とても悔しい。