★地方自治法研修（横浜市）

　横浜市の夜間講座、全４回の今回は３回目である。昨週の２回目の研修も面白かったが、忙しくて、書くのを飛ばしてしまった。

　３回目は、自治体の仕事である。自治事務と法定受託事務の区別までは、比較的淡々と説明できたが、条例に入ったら、この日のお昼に行った八王子市で行った研修の余韻があって、地方自治法を淡々と冷静に解説することにならずに、条例にまつわるエピソードに話が広がりがちとなった。それを止めながらの研修となり、それでも受講生は面白かったかもしれないが、私は言い足りなさが残る研修となった。

　その一例であるが、私が騒音課に左遷されたときの話をした。この異動は意外だったので、あとで友人の人事課の友人に聞いてみた。「なんで俺が騒音課なんだ」。それに対して、彼が実にうまいことを言った。「松下、お前、うるさいからだよ」。「・・・」。受講者からは、クスッという笑い声しか聞けなかった。
　実は、私のどこがうるさかったのかが、ここが人事のキモにかかる本当は面白い話であるが、今日は横浜市なので、まだまだ、関係者もいるかもしれないと考えて、話はここで終わってしまった。帰り、地下鉄の日本大通りの駅まで、一緒に帰った受講生には、言い残した話を少しした。面白かったようだ。

　夜間講座もあと１回。今度は、地方公務員法をやることにしよう。これも楽しみな研修である。