松下啓一 自治・政策・まちづくり

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★政策現場の政策法務(つくば市)-22年度

2010-06-09 | 2.講演会・研修会
(2010.6.8)
 22年度も担当した。新装なった新庁舎における研修である。担当は今年もYさん。今回もお世話になった。
 去年の記録を読んでみると、最初に、特命係長の話をしたようだ。今回もこの話をしたが、これは、なぜ条例を作るのかを考えるのに、ちょうどよいケースだからである(もえもえキュンの話はしなかった)。
 内容は、政策現場の政策法務である。私の話は、教科書には書いていないもので、体験に基づくものである。その意味で、自治体職員対象でなければ通じないものである。もし大学で学生に講義しても、ちっとも面白くないものだろう。話半分に聞いて、これはと思うことがあったら、今後の仕事に活かしてほしい。
 新庁舎は、TXの研究学園という駅にある。秋葉原から約50分で、つくば市は思いのほか近い。平らな大地が続くところで、新線開通にあわせて、たくさんの住宅ができている。この時勢に、人口が伸びているのである。新しいショッピングセンターで夕食を食べたが、実に広大で、洒落ていて活気がある。つくば市は侮れない。
 初日は、朝、横須賀の県立大学駅から研究学園駅まで通ったが、始点も終点も研修にふさわしい名前である。

(2009.6.18)
追加
 入社3年目だと思っていたら、主任になって3年目ということであった。ということは・・・。でも、やっぱりゼミ生みたいだった。
 それから、牛久のデニーズに3回行ったが、朝食用のメニューがあることをはじめ知った。料理内容も、うちの近くのデニーズとは、微妙に違うことに気がついた。

 つくば市であるが、会場は常磐線の牛久駅から車で10分ほどの茎崎庁舎というところである。合併前は、茎崎は、稲敷郡ということで、私にとっては「デープ茨城」というイメージで楽しみにしていた場所であった。茨城というと、どこまでも続く畑というイメージであるが、ここは牛久沼の北辺であり、意外と水田が多かった。茨城の原風景は、ここよりもっと北なのだろうか。
 つくば市というと、研究都市であり、インテリが多いというイメージであるが、たしかに受講生も優秀で、つい調子に乗って、オウム真理教住民登録拒否事件までふれることになった。3年目の職員ということで、若々しく、まるで大学でゼミをやっている錯覚に陥った。わがゼミ生は、先生にもハートマークつきのメールで送ってくるが、彼女たちも同じことをしていたのだろうか。つくば市は、まだまだ牧歌的で、地方のおおらかさが残っている。それと優秀な職員がマッチすれば、面白い仕事ができるのではないか。私の政策法務研修は、特命係長の話や、もえもえキュンなど、最初から脱線気味で、研修担当には怒られてしまうかもしれないが、受講生は、反面教師として、良いところを吸収して、研鑽の一助としてもらいたい。
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2 コメント

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研修では (染谷)
2009-06-20 21:57:43
2日間、大変お世話になりました。
先生の脱線したお話、とても楽しく聞いておりました!
絶妙な”間”が私のツボに入り、シーンとした受講生の中で、笑いをこらえるのに必死でした・・・。
実際の体験談・内部調整のコツなど、行政マンとしての経験をお持ちの先生ならではの講義。本当に貴重な経験をさせていただきました。
ありがとうございました。

で。
私のブログですが、趣味の横乗りライフと、いけばなのことについて
ミスマッチな感じでやらせていただいております(笑)
http://makiko0326.exblog.jp/
では、またお会いできる日を楽しみにしております☆
返信する
横乗り? (マロン教授)
2009-06-20 23:22:01
 横乗り??? とっさに子供のころやった、自転車の三角乗りを思い出しました。違う! ブログを見てナットクしました。ゼミ生に見えた訳がわかりました。ブログおもしろそう。
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