松下啓一 自治・政策・まちづくり

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☆地域コミュニテイのあり方検討委員会(秦野市)

2009-10-17 | 1.研究活動
(2009年10月9日)
 この委員会は、金曜日、授業が終わって2時からが通例になった。ほとんど準備ができないが、メンバーが地域活動のベテランばかりなので、気が楽である。立場上、私が座長をやっているが、みな人生や活動の先輩たちで、私自身が教わることが多い。一緒に議論をしてみると、町内会の担い手は、実にまちのために、活動し手いることが分かる。町内会=大政翼賛会の残滓という議論がいかに浅薄なのかがよくわかる。本日の会議で、検討事項が一巡したので、一通りのまとめに入ることになる。いつもながら、楽しい会議となった。

(2009年9月25日)
 秦野にはタバコ祭りがある。タバコ?という疑義もあるだろうが、タバコを推進するものではなく、町の歴史・文化を確認する祭りだと思う。この60数回目を迎えるタバコ祭りの前日に会議があった。第3回目になるので、会議としての一体感ができあがってきたので、ますます本音の議論になった。現状にとどまらず、将来を展望した議論もでて、市民パワーは侮れない。 
 終了後、秦野駅のお土産店でいくつか買い物をした。まずは「煙草煎餅」。別に煙草が入っているわけではなく、煙草の葉っぱの形をした瓦煎餅である。我が家ではブーイングであったが、食べ始めたら、なかなかよいとのこと。もうひとつが、ピーナッツの煮豆。たしかにピーナッツ味だった。こちらもおいしかった。
 
(2009年7月26日)
 秦野市の自治会を中心とする地域コミュニティのあり方検討委員会に参加した。
 近年、多くの自治体で地域コミュニテイが注目され、とりわけ自治会のあり方が問題になっている。地方分権で、地域の住民が知恵を出すことが重要になってくると、現実的には自治会の存在を抜きには、地域コミュニテイを語れないからである。
 私が座長になると、座が固苦しくならないためか、自由闊達に多くの人が発言する(事務局は整理が大変か)。この会議でも、さまざまは本音、本質的な議論が出た。
 印象的だったのは、社協の代表者から「最初、入ったときに、なぜ自治会の代表が社協の代表にいるのか、もっと社会福祉に造詣の深い人が代表者でいてほしいと思ったが、しばらく活動して見ると、自治会なしには社協が動かないことが、よくわかった」という話があった。
 自治会についても、現場と離れたあるべき論が多い。むろん、あるべき論は大切であるが、論者は、あるべき論と現状を架橋する道筋もあわせて示す必要がある。それが議論のあり方である。この会議では、現場から考えて、あるべき姿を希求していこう。
 会議では、女性と自治会など、おもしろい論点も示された。あと数回、一緒に考えて見ようと思う。
 秦野は、丹沢の表玄関である。高校時代から何度も来て、塔が岳などは、10回以上登った。ばか尾根といわれる大倉尾根などは、単調な3時間の登りをひたすら登った。夜にも登ったと思う。そんなことを考えていたら、急に懐かしくなり、涼しくなったら、登って見ようと考えた。
 秦野の駅前は、かつては大秦野という駅であったが、すっかり変わっていた。もう30年近く降りていないから無理もないだろう。駅前の水無川(梅雨の時期で、水はたくさん流れていた)も、すっかり整備されていた。よし、今度は、丹沢にいこう。
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