松下啓一 自治・政策・まちづくり

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☆北海道自治体学会フォーラム・終わる

2022-04-10 | 新城市がヒットを飛ばせる理由
 なかなか充実したフォーラムになった。結局、午後2時から午後6時までの長丁場であったが、談論風発のフォーラムとなった。

 新城市の若者議会といっても、議場でやる模擬議会くらいがみんなのイメージだと思うので、少し詳しく説明することにした。素材は、公開政策討論会、若者議会、市民まちづくり集会、地域自治区の事務所長の市民任用の4つである。

 私がそれぞれの概要を説明して、そのなかでの論点を質問し、穂積さんが回答・解説するというパターンで、やってみたが、最初の公開政策討論会で、1時間以上となってしまった。このままでは、えらいことになると思い、急発進して、結果的には、残りの3つを30分で、説明するということになってしまった。

 慌てたのは、後半の質問時間を多くとりたかったからであったが、実際に、質問は、説明を超簡略にしたところに集中した。全体には、若者政策、若者議会に関する質問が多かったが、それだけ、若者政策は、自治体の政策課題になってきたということなのだろう。もう少しだ。

 私が、思いついたことを穂積さんに投げかけるというパターンであるが、もちろん事前の打ち合わせはなしである。相変わらずの無茶振りであるが、穂積さんが、的確、丁寧に答えてくれるので、気楽に話を振ることができる。

 写真の新城市についても、「ちょっと新城市について説明してください」と言ったら、簡にして要領を得た説明で、今度、講演会等で私が説明するときの参考にしようと思った次第である。

 政策内容の説明についても、本質にさかのぼり、あるいは穂積さんの考え方が垣間見れる解説で、表面的ではない、深みにさかのぼった理解が得られたように思う。

 司会の吉田さんの広い人脈で、参加者に声をかけながらの進行が、闊達な意見交換を呼んだのだと思う。

 このフォーラムの隠れたメインは、フォーラム終了後のオフサイト意見交換会で、この日は、12,3人が、終了後にのこり、さらに話を深め、闊達に話をした。結局、1時間半にも及んだ。私の最も得意とするのは、講演会前の関係者との雑談なので、こうしたオフサイトの話は、私は好きである。

 ただ、私は、よくしゃべって、いやな奴だと思われていると、自戒しているので、サイドブレーキを引きながら、話をしたが、ここで、吉田さんの差配で、皆がよくしゃべった。時間がなくて、触れられなかった、地方自治とは何かと言った問題にも、触れる話になった(私は、ちゃっかり、地方自治の自論を話した)。

 新城のやなマルシェの加藤さんたちが、最後まで参加してくれていて、相変わらず、とてもいい話をしてくれるので、この北海道自治体学会フォーラムで、やなマルシェを取り上げてもらえることになった。やなマルシェは、もう世界に発信されているが、次は、北海道上陸である。

 穂積さんは、松下さんの「快走」とおだててくれたが、穂積さんとのセットだったので、「暴走」を防ぐことができたのだと思う。
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