松下啓一 自治・政策・まちづくり

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★「高知市ちーかつ」に慌ただしく登壇する

2022-09-11 | 2.講演会・研修会
 高知市では,地域を盛り上げたい人やまちづくりに興味のある人を対象に,「地域活動実践ゼミナール(通称:ちーかつ)朝活オンライン」を開講している。そのスタートの講演を行った。40名以上の参加者があった。

 今回の高知市との縁は、まったくの偶然で、準ゼミ員のmayちゃんが、高知市に転職し、しかも、地域コミュニティ推進課になり、安近短で、私に声がかかったようだ(高知市には、何度か研修に行ったことがあるが)。テーマは、協働の基礎と成功のコツということで、『市民協働の成功法則』に準拠して話せばよいということで、気楽に引き受けた。

 全体では、1時間半であるが、私の講演と質問の持ち時間は50分、残りの20分は、参加者間でのフリートークである。

 朝の9時からのスタートとであるが、もう8時15分には接続して、共有するパワポを確認し、8時半には、パソコンの前に座るという私にしては、慎重な対応だった。しかし、逆に準備がよすぎて、練習ではうまくいったパワポが、スライドショーにならず、若干、モタモタしたスタートとなった。

 話の方は40分で、時間を見ながら、まあまあの説明ができた。その後、質疑は10分であったが、たくさんの質問がでた。ここはもっと時間があった方がよかったようだ。

 特に印象に残っている質問は、協働の評価についてで、客観的評価のほか、「またやろうね」と思えたら、成功ではないかというのが私の回答で、つまり、協働は、新たな文化づくりのためにやっているので、つながりや信頼ができたら、成功と言えると思うからである。

 ただ、これでだいぶ時間が押してしまって、次のフリートークが、タイトになってしまったようだ。

 今回やってみて、気がついた改善点。
(1)質疑とやり取りに、もっと時間を使うというものありだろう。
(2)フリートーク中心の会があってもよいのではないか。みんなと話をしたいと思って、参加した人もかなりいると思うからである。これでは私が司会をやりたい。雑談が最も得意なので。
(3)何かをやりたいと思っているが、一人ではできない。仲間をつくりたいと思って参加した人もいる。そういう出合いの場としての会もあってもよいだろう。これは婚活ならぬ「協活」である。「きょうかつ」は、ネーミングにインパクトがある。
(4)今回は、焼津の石原さんや、ゼミの小林やももちゃんも参加した。でも、出番が少なくて、もったいなかったと思う。他都市の取り組みや経験を紹介する会もあってもよいだろう。
 ちーかつのあり方にも絡むが、基礎から学んでいくオーソドックスなパターンとは別に、こうしたスピンオフのちーかつもあったら面白いと思う。

 さて、この日は、最後の市の広報等を聞かずに、慌ただしく、失礼した。この後、義理の姉さんの法事が入っていたからである。これが表題の「慌ただしく登壇する」である。売れっ子芸能人ように、車が待っていて、慌ただしく出かけることになった。本当なら、終わった後のフリートークもやろうと考えていたし、オンライン飲み会もあったが、そんなことで、計画倒れに終わってしまった。南葉山の霊園は、気持ちの良い天気だった。宗派の浄土真宗は、なかなかバラスの良い宗教だと思った。

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