議会事務局職員に対する研修である。
議員は、自治体の共同経営者である。なぜならば、条例や予算は、議会が決めるし、重要な事項は議会の議決がなければ決められないからである。
共同経営者であるが、市長部局との違いは、イトーヨーカドーと専門店の違いである。どこのモールでも、量販店と専門店でできている。
共同経営者と考えると、行動が違ってくる。経営者だから、従業員が働きやすいように、条件整備をするもの仕事の一つとなる。空き家問題で話したが、職員が空き家の調査に入った時、「どういう根拠できたのだ」と言われた時、たじろがないように、空家条例をつくり、従業員が安心して仕事ができるようにするのが仕事である。
同じ経営者の市長部局の方は、縦割りである。空き家問題は、我が課の問題ではないと、たらい回しになる。それを横断的に各課を越えて考えて、全市的立場で考えられるのが議会である。そこで、全市的な立場で空き家条例を作り、市民ニーズに応じられるようにする。
まとめると、行政職員や市民を励ます役割である。励ます議員であるが、これは受講者の人たちは、ちょっと戸惑ったのではないか。
いいかえると、9人で野球をやろうであるが、議員も市民もプレーヤーにならなければ、人口減少・超高齢化時代を乗り切れない。令和の時代は、発想を大転換する時代である。
70人位いた受講者であるが、最初のエグザイルは少し受けて、幸先の良いスタートを切った。途中、いくつか滑ったが、最後はグループワークになり、楽しい研修になった。戸惑った人もいるかも知れないが、私が面白かったので、これで良しとしよう。
ここのお弁当は、いつも豪華