松下啓一 自治・政策・まちづくり

【連絡先】seisakumatsu@gmail.com 又は seisaku_matsu@hotmail.com

☆テレビ、夕張、地方自治

2007-11-15 | 1.研究活動
 読売テレビが担当する「シャンパリーノ」(月曜日9時日本テレビ)というバラエティ番組の監修を行った。テーマは「夕張」。財政再建団体となった夕張を取り上げた。
 一般的には、夕張というと、アホで悲惨な町という表面的な取り上げ方が多いが、なぜ夕張が無理な観光に走り、分不相応な借金をしたのか、その深層(構造)に迫る内容になった。批判だけではだめで、元気が出るというのがテレビの条件と考えているが、見終わった後に、何か元気になる、そんな内容になったと思う。
 テレビに参加して興味深かったのは、ディレクターという人と仕事。最後の最後まで妥協せずに、いいものをつくろうという姿勢が印象的だった。テレビも人がつくっている、つくり手の人柄が画面に出る、そんな当たり前のことに、改めて気がついた体験だった。
 「テレビに出る」ことなど、考えてもいなかったが、今度は出てみようと言う気になった、そんないい経験をした。

 視聴率は大健闘とのことであった。
コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ○大阪市自治基本条例 | トップ | ★政策現場の政策法務(福井市) »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
お疲れ様でした (はじめの一歩)
2007-11-24 22:00:25
番組拝聴させていただきました。番組自体はじめてだったのですが、とてもわかりやすくおもしろく真面目な番組だと思いました。私の街も赤字債権団体になる可能性があるということで給与カット、補助金カット、事業延伸・中止等々行われました。まだ予断は許されませんがとりあえず山場は越えたようです。市民・職員・議会それぞれが痛みをこらえがんばった成果であると考えます。番組をみてしみじみ我が街の幸を喜ばずにはおれません。
先生のTVデビューを心待ちにしています。
返信する
面白かったでしょ (マロン教授)
2007-11-25 20:38:20
 でも、研究者とテレビの立場の線引きが難しい仕事でした。「まあいいか」と割り切るまでが難しいですね。先生役の山ちゃん(南海キャンディーズ)が私の話を聞くときの真摯な姿勢と目の真剣さから、タレントという商売の厳しさを垣間見ました。女性タレントの人たちが(名前が分かりません)、みんな痩せすぎで、ちょっと魅力なしというのが、率直な印象でした(ごめんなさい)。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

1.研究活動」カテゴリの最新記事