
いい条例を見つけることができた。
愛知県大口町のまちづくり基本条例は、平成21年にできた条例である。いわゆるニセコパターンとは大きく違っていて、地域自治組織について踏み込んだ規定がある。小学校区を単位とする地域自治組織をつくって、都市内分権を進めようというものである。
なまじ法律学を学ぶと、条例に地域自治組織について書くのは勇気がいるが、愛知県には、地域コミュニティを専門に研究している先生も多いので、こうした思い切った条例ができたのだろうか。ともかく、優れた条例があるので、町の人たちは、次は着実に身につけてもらいたい。
大口町は、名古屋から北に30分くらいのまちである。平坦な濃尾平野のなかにある。町の中央を五条川が流れ、護岸には桜並木が続いている。立派な桜並木で、どうせ来るのだったら、桜の季節にすればよかった。町には工場も多く、経済的にも豊かなようだ。たしかに、まち全体に明るさが溢れている。田園風景も残るし、名古屋にも近いことから、住みよいまちだと思う。
この町で、地域自治を担当するKさんは、私のブログの初期からの読者ということである。まちづくりで検索すると、私のブログが出てくるそうで、それ以来、チェックするのが日課になっているとのことである。たしかに、最近、南の島へ行ったことも知っていた。
何か記念のお土産はないものかと聞いたが、お土産センターも道の駅もないとのことである。私があんまり、言うものだから、Kさんが気を使ってくれて、町民で企画した麦茶をプレゼントいただいた。そんなつもりで、お土産のこと話題にした話ではないけれど、ありがたくいただくことにした。
それゆえ、大口町での経済効果は、皆無に近いものとなった。

愛知県大口町のまちづくり基本条例は、平成21年にできた条例である。いわゆるニセコパターンとは大きく違っていて、地域自治組織について踏み込んだ規定がある。小学校区を単位とする地域自治組織をつくって、都市内分権を進めようというものである。
なまじ法律学を学ぶと、条例に地域自治組織について書くのは勇気がいるが、愛知県には、地域コミュニティを専門に研究している先生も多いので、こうした思い切った条例ができたのだろうか。ともかく、優れた条例があるので、町の人たちは、次は着実に身につけてもらいたい。
大口町は、名古屋から北に30分くらいのまちである。平坦な濃尾平野のなかにある。町の中央を五条川が流れ、護岸には桜並木が続いている。立派な桜並木で、どうせ来るのだったら、桜の季節にすればよかった。町には工場も多く、経済的にも豊かなようだ。たしかに、まち全体に明るさが溢れている。田園風景も残るし、名古屋にも近いことから、住みよいまちだと思う。
この町で、地域自治を担当するKさんは、私のブログの初期からの読者ということである。まちづくりで検索すると、私のブログが出てくるそうで、それ以来、チェックするのが日課になっているとのことである。たしかに、最近、南の島へ行ったことも知っていた。
何か記念のお土産はないものかと聞いたが、お土産センターも道の駅もないとのことである。私があんまり、言うものだから、Kさんが気を使ってくれて、町民で企画した麦茶をプレゼントいただいた。そんなつもりで、お土産のこと話題にした話ではないけれど、ありがたくいただくことにした。
それゆえ、大口町での経済効果は、皆無に近いものとなった。


「町民参加条例」の検討から始まり、検討の中で、「参加と協働のまちづくり条例」、さらに「まちづくり基本条例」と幅を広げながらバージョンアップしていったようですね。
珍しい事例だと思います。