松下啓一 自治・政策・まちづくり

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☆自治基本条例推進委員会(戸田市)

2020-02-23 | 1.研究活動
 今回も自由闊達な委員会だった。

 横山さんらしい委員会運営で、ほほえましく、知恵を出そうという気になる運営である。参加者全員に、話を振り、みんなが意見を出せるようにするという運営も、共感できる。

 今回は、茅ヶ崎の視察を終えて、その感想を中心に、戸田市の推進委員会として何をやるべきかを議論した。

 自治基本条例は、東日本大震災を契機に、その質を変えていくが、茅ヶ崎市の条例は、前期に位置する条例である。前期条例の特徴は、行政管理型の条例で、きちんと作ったところは、アクションプランがセットになる。茅ヶ崎市の場合は、それを忠実に、いかにも茅ヶ崎市らしい、生真面目さで、実行している。

 委員会でも、茅ヶ崎市方式が、良いという意見も多数あった。私の意見は、戸田市のように、協働型条例の場合は、そこまでやり切れるないのではないかという現実論から、たとえば、市民参加のルール(同じ人が長くはやらない等)のような、市民協働課でカバーできるテーマを取り上げて、そのルール化をやったらどうかというものである。

 今回から、議員選出の委員が変わり、林さんが、議員として参加している。林さんは、自治基本条例の検討の最初に、市民として参加していた方なので、戸田市らしい自治基本条例の意義を一緒に考えてきた。林さんの意見は、協働そのものを体系化したらどうかといった意見で、これもあるだろう。

 要するに、推進委員会が、政策提案機能を果たしていくべきというフェーズに移ってきたということだろう。繰り返しの議論が、目立つようになったので、一歩前に進める時ではないかと思う。ここは事務局の役割だと思う。
 
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