
帯広市議会の研修会である。
もともとのきっかけは、大津の研修所(JIAM)の議会事務局研修に参加したNさんが、声をかけてくれたことである。帯広市議会では、政策条例をすでに出していて、そのための組織も議会内にあるということで、そのバージョンアップのための研修会ということで、参加させてもらった。
議会の場合は、執行部と違って、ある意味、一人親方の世界なので、足並みをそろえて、条例づくりをするというのは難しい。そして、実際、議員さんの多くは、法律に詳しいわけではないので、どうしても、他の自治体の条例を参考に作るということになりがちである。しかし、その結果、例規集だけに載っているだけの、誰も知らない条例ばかりできてしまう。
やってますよ、とアピールする「見せ金的な条例」を作る意味が全くないわけではないが、そんなカタチだけのことをやり続けていると、いつかは見透かされ、なによりも議員さんの力が、どんどん落ちてくる。実際、守りに入ったために、市民一人ひとりの発想力・構想力は弱まり、気がついたら、私たちの国はGDP個人一人あたりは、世界25位まで落ちてしまった。
条例づくりも同じで、ネットで情報を寄せ集めるのではなく、自分たちは何をしたい、どうすればみんな良くなるのか、という基本から、考えていくことが必要で、そんな内容でお話をした。条例づくりの極意である、「10秒でどんな条例なのか言える」、「条例のポンチ絵を描ける」などである。最初は、モタモタするかもしないが、結局は、早道である。これは、学生たちを教えてきて、自信を持っている。
今回は、私が帯広の議員さんだったらと考えて、議員提案の政策条例をいくつか提案したが、やはりおすすめは、シビックプライド条例だと思う。十勝といえば、開拓者魂である。実際、十勝の農業者も自信を持って農業をやっている。18歳になると、多くは帯広から出ることになるが、まちの誇りを胸に秘めて、飛び立てるような条例である。ざっと見て、10条くらいの条例になるだろう。ポンチ絵はすぐに描ける。
帯広は、前にも来ているが、さすが真冬ははじめてである。Oさん曰く、帯広市民の自慢のひとつが、「寒さ自慢」とのことであるが、この日は、風もなく、暖かな日だった。Oさんとすると、自慢はできないかもしれないが、趣旨は、十分、理解しているので、安心してほしい。
帯広では、いろいろな人が気を使ってくれた。議会では、Oさんはじめ議運のみなさん、議長さん、会場でお会いしただけの議員さんでも、空港で会えば、にこやかに歓待してくれたが、今回は、同世代の話の盛り上がりが、おもしろかった。その分、私の面白い話は、今回は、その出番がなかったが、また機会があったら、お話ししよう。
いくつか示唆に富む話があったが、土地柄で、議員さんの何人かは農業が家業という方がいて、この農業の話は、とりわけ面白かった。自信をもって、農業をやっており、その考え方は、気持ちがよかった。
今回は、議会事務局の皆さんには、いろいろと気を使っていただき、また実際、お世話になった。感謝申し上げたい。その代わりと言ってはなんであるが、私のサイン入り本を2冊、差し上げたが、もう1冊プラスして、3冊、持ってくるべきだった。
十勝は、とても気に入ったので、今度は、連れ合いと来ようと思う。連れ合いも、その気になっている。
実は、今回も、連れ合いに一緒に行こうと誘ったが、ネットで「冬の十勝」と検索すると、ウインタースポーツみたいのばかりなので、「やめとくわ」となった。ところが、私が、ばんえい競馬の馬の写真をラインで送ったら、馬好きの連れ合いは、早速、、返信をよこし、「馬に講演しとるんか(怒)」、「そこに行くなら、行ったのに」と怒られたので、今度、一緒に行こうとなったからである。

春から秋にかけての十勝は、どこもいいだろうが、私は、春の十勝がいいのでは、ひそかに思っている。
もともとのきっかけは、大津の研修所(JIAM)の議会事務局研修に参加したNさんが、声をかけてくれたことである。帯広市議会では、政策条例をすでに出していて、そのための組織も議会内にあるということで、そのバージョンアップのための研修会ということで、参加させてもらった。
議会の場合は、執行部と違って、ある意味、一人親方の世界なので、足並みをそろえて、条例づくりをするというのは難しい。そして、実際、議員さんの多くは、法律に詳しいわけではないので、どうしても、他の自治体の条例を参考に作るということになりがちである。しかし、その結果、例規集だけに載っているだけの、誰も知らない条例ばかりできてしまう。
やってますよ、とアピールする「見せ金的な条例」を作る意味が全くないわけではないが、そんなカタチだけのことをやり続けていると、いつかは見透かされ、なによりも議員さんの力が、どんどん落ちてくる。実際、守りに入ったために、市民一人ひとりの発想力・構想力は弱まり、気がついたら、私たちの国はGDP個人一人あたりは、世界25位まで落ちてしまった。
条例づくりも同じで、ネットで情報を寄せ集めるのではなく、自分たちは何をしたい、どうすればみんな良くなるのか、という基本から、考えていくことが必要で、そんな内容でお話をした。条例づくりの極意である、「10秒でどんな条例なのか言える」、「条例のポンチ絵を描ける」などである。最初は、モタモタするかもしないが、結局は、早道である。これは、学生たちを教えてきて、自信を持っている。
今回は、私が帯広の議員さんだったらと考えて、議員提案の政策条例をいくつか提案したが、やはりおすすめは、シビックプライド条例だと思う。十勝といえば、開拓者魂である。実際、十勝の農業者も自信を持って農業をやっている。18歳になると、多くは帯広から出ることになるが、まちの誇りを胸に秘めて、飛び立てるような条例である。ざっと見て、10条くらいの条例になるだろう。ポンチ絵はすぐに描ける。
帯広は、前にも来ているが、さすが真冬ははじめてである。Oさん曰く、帯広市民の自慢のひとつが、「寒さ自慢」とのことであるが、この日は、風もなく、暖かな日だった。Oさんとすると、自慢はできないかもしれないが、趣旨は、十分、理解しているので、安心してほしい。
帯広では、いろいろな人が気を使ってくれた。議会では、Oさんはじめ議運のみなさん、議長さん、会場でお会いしただけの議員さんでも、空港で会えば、にこやかに歓待してくれたが、今回は、同世代の話の盛り上がりが、おもしろかった。その分、私の面白い話は、今回は、その出番がなかったが、また機会があったら、お話ししよう。
いくつか示唆に富む話があったが、土地柄で、議員さんの何人かは農業が家業という方がいて、この農業の話は、とりわけ面白かった。自信をもって、農業をやっており、その考え方は、気持ちがよかった。
今回は、議会事務局の皆さんには、いろいろと気を使っていただき、また実際、お世話になった。感謝申し上げたい。その代わりと言ってはなんであるが、私のサイン入り本を2冊、差し上げたが、もう1冊プラスして、3冊、持ってくるべきだった。
十勝は、とても気に入ったので、今度は、連れ合いと来ようと思う。連れ合いも、その気になっている。
実は、今回も、連れ合いに一緒に行こうと誘ったが、ネットで「冬の十勝」と検索すると、ウインタースポーツみたいのばかりなので、「やめとくわ」となった。ところが、私が、ばんえい競馬の馬の写真をラインで送ったら、馬好きの連れ合いは、早速、、返信をよこし、「馬に講演しとるんか(怒)」、「そこに行くなら、行ったのに」と怒られたので、今度、一緒に行こうとなったからである。

春から秋にかけての十勝は、どこもいいだろうが、私は、春の十勝がいいのでは、ひそかに思っている。

また、ブログで様々なエピソードを丁寧にご紹介いただき、ありがとうございます。
議員にもブログで紹介していただいていることをお伝えしようと思います。
春の十勝は、一冬を雪の下で過ごした小麦の緑や
肥沃な黒土がコントラストになって、とてもきれいで、
これから農作物がどんどん成長していくんだという前向きな希望に満ちた季節だと思います。
先生のお越しをぜひお待ちしています!
本当に、この度はありがとうございました。