松下啓一 自治・政策・まちづくり

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☆住民主体の自治経営(埼玉県)

2010-01-19 | 1.研究活動
 埼玉県主催のシンポジュームに参加した。場所は浦和の県庁の隣。浦和は久しぶりである。
 シンポジュームは、まず私の基調講演から始まって、パネルディスカッションとなった。受講者がお行儀がよく、さすが県主催の会議である。県庁の職員の方が多いので、格調高い話をと思ったが、話してみると、結局、野球の話になり、やはりのんきな話になってしまった。
 パネルディスカッションでは、パネラーのおひとりは、小川町で農業の傍ら、環境問題に取り組んでいる市民の方。ただ専業農家の方といっても、以前は、水資源開発、エネルギーの専門家として,JICAで発展途上国の技術援助に携わっていたという経歴の持ち主である。もうひとりは、鶴ヶ島市公民館で、市民主体の市民大学をサポートしている方で、行政職員であるが、協働の意義と限界をよく分かっている方であった。いずれも協働を実践している方たちで、地に足がついた話となり、協働を考えるよい機会になった。私も進行がやりやすかった。実はもうひとり、パネラーに谷本有美子さんが参加していた。谷本さんは有名であるので、知っている人も多いと思うが、もと北区の職員で、NPO、協働では、私の先輩筋に当たる人である。本当に久しぶりに(15年ぶり)、お会いしたことになる。当時、一緒に議論していたころは、まだ20代だったそうで、実にきびきびと、かつ、かわいらしいお嬢さんであった(もちろん、今も素敵である)。
 懐かしくもあり、勉強にもなったシンポジュームであった。
 
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