3日目、最初のプログラムは、サバティー・ガーデンの紅茶ファクトリー見学でした。
サバティーは、ボルネオの大自然の中で作られた無農薬、無着色の紅茶です。
その製造工程を見せていただきました。
昔、コマーシャルで聞いた記憶がありますが
紅茶も緑茶もウーロン茶もすべて同じ木からできています。
学名「カメリアシネンシス」というツバキ科の木です。
この木の葉を乾燥・発酵させてつくる時に発酵の度合いによって
紅茶・緑茶・ウーロン茶など違う種類のお茶になります。
茶畑で摘み取られた生葉は、揉まれ、発酵、乾燥を経て、荒茶になります。
荒茶には、大小様々なサイズの紅茶葉や茎、その他が含まれるので
ふるいにかけられ、サイズをそろえて袋詰めされます。
OP・BOP・BOPF・DUSTと
抽出時間にばらつきが出ないように
大きい茶葉から細かい粉状の茶葉までと分けられています。
そして、どんな大きさの茶葉であっても
サバティーは、100%無農薬ということなのです。
それは、ボルネオ島の熱帯雨林にガーデンが囲まれているからです。
害虫や昆虫は、ガーデンの茶葉ではなく森に向かっていくからだそうです。
だから、殺虫剤を使う必要がないのです。
豊かな森は、地球に、生物に、そして、私たちに恵みをもたらしてくれるのですね。
感動しました。
工場見学は、まだまだ続きましたが
写真撮影はここまで、次の工程からは撮影禁止ということでした。