H30,6月定例会一般質問
生きた証し。障害者福祉について
下町ロケットのモデルになったことでも有名です。
実は、植松努さんの「どうせ無理」を無くし夢を諦めない事が重要であると説く講演を見て私は議会議員になりました。
当時、議会議員選挙に出馬しようとしていた私は同級生や親戚を始めとして、お前には無理だと言われていましたがこの講演をきっかけに勇気をもらい、現在に至ります。...
結局、人それぞれの判断はその人の人生経験からしか判断できないようです。そして、「無理だ」と言う人は、自身もそう言われ諦めてきた人だそうです。チャレンジしてきた人からはそんな言葉は出ないそうです!
まちづくりもそうですがチャレンジしない人は既存のモノに依存するかもうすでに安定している人なのでしょう!
そんな人の言うことばかり聞いていては、夢が叶うはずはありません!
今を変えたいなら、やってみることです!
やってみたら、後悔することは無いのです!
そうして、自分に何か具体的なモノが見つからないのなら、せめて、今夢を追っている人を応援しましょう!
声をかけても良い、モノを買うのも良い、そしてそこのスタッフとして働いてみるのはもっと素晴らしいことだと思います!
人生はやらない後悔より、やって失敗する方が本当の意味での「経験」になるのです(^^)/
町議会議員として3年が過ぎ、今のぴっぷ町に無くてはならないモノは
1.福祉の充実
2.教育の充実
3.4.が公聴
5.活性化
順番を間違えないようにしたいと思います。
全ては子供たちのために
子供たちに未来を残す政策を
NHK朝の連続ドラマ「半分、青い。」仲村雅俊さんがお爺さん役で出演しています。
そういう年齢になったかと、自分を重ねて見てしまいます。彼の孫は片方の耳が聴こえない。
主人公の孫と家族の戸惑いとゆっくり成長していく姿が放送されています。
平成29年4月に旧大内中学校に丸森町で唯一の障害者授産施設「みずきの里丸森」が完成して1年になりました。
すぐに始めた毎月第4土曜日の「スイーツバイキング」も
先日イチゴにチョコをつけて食べるチョコレートファウンテンが大ヒットで町外からもお客様が来ています。
生産しているケーキやお菓子の食べ放題で1000円ですが、12個のケーキが入ったセットも1000円でお持ち帰りが好評です。
障害者の方もお客様とのふれあいが増えて、なんとなく明るく充実して仕事が楽しみにもなっているようです。
工賃確保のため、売り上げを伸ばすように様々な取り組みをしているようです。
今日は丸森町心身障害児者親の会研修会「心身障害者グループホーム」と
先日うかがった大郷町の役場と指定障害サービス事業所の調査を参考にして
丸森町の障害者福祉事業や支援について質問いたします。
主に、次のような事です。
1、 現在は町外の施設を利用しているようですが、町では地域生活拠点施設や
グループホームの必要性はどのくらいあると思っているのか今後の取り組みをお尋ねします。
2、 これらの施設については国・県の補助金の残を町が出している例もあるが当町ではどう取り組んでいくのかお尋ねします。
3、 障害者施設で生産した物の利用について、町各部署が利用に努めている町もありますが、当町の考えをお尋ねします。
4、 家に引きこもっている障害者はいないのか、その対策はどうしているのかお尋ねします。
5、 卒業後、障害者の就職には大変苦労していますが、その対策についてお尋ねします。
平成30年3月23日に丸森町保健センターで開催された。丸森町心身障害児者親の会研修会では
「心身障害者グループホーム」について はらから福祉会理事長と生活支援部長さんの話を聞きました。
親の会会長さんは開会のあいさつで「親の会では研修会を2回開催していて、1回はレジャーなどの交流を
1回は勉強会を開催しています。障害者の親であってもわからないこともあるので、今回のような勉強会をしています。」
と述べられました。グループホームについて公演のなかで、理事長は「ヒトの出来る事は障害者にもできる。
一番のよりどころは、働くこと。障害が重くても、どうしたら出来るようになるか。ヒトは何のために働くのか。3つある。
一つは生活。一つは社会的役割。一つは自己実現。どんなに困難でもできないことはない。」と話し、
グループホームの必要性と実現のための経験を話されました。
町では、丸森町障害者計画の基本理念「一人ひとりが自分らしく生き生きと暮らせるまちづくり」の実現を目指して、
障害者施策の推進に努めてきました。町の資料を見ると、H28年度身体障害者は618人。知的障害者は158人。
精神障害者は70人。合計846人います。丸森町の障害者福祉事業については、1つ目として各種障害者手帳の交付があります。
①身体の障害に対する身体障害者手帳。
②知的な発達の遅れにたいする療育手帳。
③精神の障害に対する精神障害者保健福祉手帳です。
2つ目として障害福祉サービスがあります。これは7つあり、
①在宅又は外出で利用する訪問敬サービス。
②入所施設で昼間の活動を支援する日中活動系サービス。
③入所施設で住まいの場を提供する居住系サービス、これはグループホーム、ケアホーム、施設入所支援です。
④町独自の事業として11の地域生活支援事業があり、自動車運転免許取得や改造費の助成があります。
⑤補装用具費補助、酸素ボンベ助成、理容サービスのその他のサービス。
⑥医療サービス
⑦各種手当、年金制度です。3つ目として各種優遇制度があり税金、交通運賃、NHK受信料などに減免があります。
4つ目として10団体ある障害者や親の会の交流や活動の支援を行ってきました。
町の資料を見ると「30年度からの計画「第5期丸森町障害福祉計画・第1期丸森町障害児福祉計画」は、
本町の障害福祉の基本計画である「丸森町障害者計画」の実施計画として策定するもので、
「第4期丸森町障害福祉計画」が平成29年度に計画の最終年度を迎えることから、
現計画の進捗状況や目標数値を検証するとともに、国や県の動向も踏まえて策定するもの。
なお、「第1期丸森町障害児福祉計画」は、障害児に対する支援を円滑に実施することを目的として、
障害児の通所支援や相談支援のサービスが十分かつ円滑に提供できるよう、必要な体制を確保するために新たに策定するもの。」とあります。
障害者の重度化・高齢化や「親亡き後」を見据え、相談、緊急時の受け入れ・対応等の必要な機能を備えた
地域生活支援拠点等についてその整備を進めるものですから、実行が期待されます。
調査に行った大郷町は裕福より幸福なまちづくりをしています。障害者福祉事業については、次のような内容です。
・障害者の就職、就労状況についてはA型の会社に勤めてる方が数名います。
役場でも身体障害者の方が雇用されています。
送迎がないと勤められない方々なので条件に合った職場は少ないです。現在の一般就労の方は公共交通機関を利用して通勤しています。
・B型の方は20名ぐらいいますが、「わはわ」パン工房と大郷ファームがあり、
現在、もう一つの農業法人の進出が決まっています。それぞれ20人の受け入れが可能です。
・障害者のグループホームについて。町内に4人利用のが2か所あり、
近くでは松島に1か所ある法人の「わはわ」が経営している。役場の下と少し離れたところにあります。
・町の支援について。社会福祉法人みんなに輪は仙台が本所で粕川に「わはわ」の地区事務所があります。
元幼稚園だったところを町が無償で貸して、建物の改修費の国県補助の残を町が出しました。
・事務所の粕川では、生活介護事業、障害児生活相談事業、グループホーム共同生活支援事業をしていました。
・味明地区の元保育所では、わはわ味明就労継続支援事業とパン工房わはわ就労継続支援事業がおこなわれています。
・放課後等ディサービスでは定員1日10名で登録16名。いったん家に帰ってから、送迎付きを行っています。
・町は国等による障害者就労支援施設から物品の調達に関する法律の規定に基づき
町内にパン屋がなかったことから「わはわ」の米粉パンを学校給食に使っています。
・大郷の施設には町外からの利用者もいる。また、町外の施設を利用する人もいます。
今年度から、保健福祉課の人員が2人増員されたそうで、障害者、高齢者、生活保護など福祉の仕事が増えていくのがわかります。
また、次に訪問した「社会福祉法人みんなの輪」は仙台市内6事業所以外に大郷町、美里町、大崎市田尻、涌谷町に事業所があります。
「わはわ大郷」は粕川地区にあり今回お会いした今野さんは「すみれホーム」「ひなげしホーム」「羽生ホーム」の管理者です。
現在取り組んでいることやグループホーム設置の経過についてお話を聴いてきました。
障害者の方は病院に子供の時からかかっていて、仙台の病院が多い。
病院の交通費は町内100円、町外200円でほとんどの人が定期通院していることや。
財産管理サポートセンターのことを教えて頂きました。
次の大郷ファームでは支援員の方々が野菜の出荷準備を忙しくしていましたが野菜は塩釜市場に出荷していました。
以上のことから先に述べた5つの点について町長に伺います。