一日も早くグループホームの整備を実現していくために
先日保健センターで開催された「丸森町障がい者の心豊かな生活を考える会」の中での
あいさつや祝辞や公演を何回かに分けて記録していきたいと思います。
平成30年12月定例議会に「丸森町地域福祉基金条例の一部を改正する条例」が出されました。
これまでは、2億5500万の基金の果実(利息)を社会福祉の振興。地域福祉に使うとされていましたが、
「設置目的のために要する経費の財源に充てる場合に限り、その全部または一部を処分することができる。」に変えました。
例えばどんなことに使うかという問いに
O 健康づくりでは、健康ポイント制度
O 障害者支援では、障がい者のグループホーム整備の財政的支援
O 介護支援では、町独自の事業を考えている。と答えました。
障害者のグループホームについては、
先の10月21日に「丸森町障がい者の心豊かな生活を考える会」の設立総会が開催されました。
一日も早くグループホームの整備を実現していくために設立したのです。
趣意書「丸森町障がい者の心豊かな生活を考える会」設立について
私たち町民誰もが、障がいがあっても地域の中で、
自分らしく生き生きと安心して生活してほしいという思いがあります。
「地域の中で働きたい」「地域の中で暮らしたい」「親の亡き後も安心して生活できる居場所がほしい」という、
障がいのある方の願いをかなえるため、地域で障害のある方を支える仕組みが必要です。
仙南地方で丸森町は、唯一、障がい者のためのグループホームがひとつもありません。
やむを得ず一部の障がい者の方々は、近隣市町の障がい者グループホームを利用して自立した生活を送っています。
しかし、自分が生まれ育った丸森町で自立した生活したいと考えている方もいます。
親の会30名を対象にアンケートによる意識調査を平成30年8月に実施し、
丸森町に障がい者のためのグループホームが絶対必要という回答結果が出ました。
丸森町内において障がいのある方が安心して自立した生活ができるグループホームの建設が長年の願いです。
障がい者のためのグループホームの整備を実現していきたいと思います。
そして、丸森町内の障がい者の方々がグループホームで自立した生活ができ、
安心して地域住民として暮らすには、暮らしを支えていくための仕組みが必要となります。
それは保護者だけでは出来ることではありません。
障がい者の保護者、行政、福祉団体など福祉にかかわる方々と考えを共有し前進したいと思います。
この機運を高め、一日も早いグループホームの整備を実現していくために
「丸森町障がい者の心豊かな生活を考える会」の設立を発起いたします。
平成30年10月21日