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発信箱:夫婦至極親切に致し候=小倉孝保(欧州総局) 毎日新聞 2013年02月27日 00時10分
http://mainichi.jp/opinion/news/20130227k0000m070111000c.html 以下全文
発信箱:夫婦至極親切に致し候=小倉孝保(欧州総局)
毎日新聞 2013年02月27日 00時10分
日本人が英国に留学するようになり今年で150年になる。第1号は1863年、映画「長州ファイブ」でも知られる井上馨、伊藤博文ら5人。見つかれば死罪もあり得た時代の命がけの密航だった。
資金難の5人をロンドンの自宅に住まわせたのは地元大学のウィリアムソン教授と妻のキャサリンだ。教授は右目が見えず、左腕が不自由。しかも伊藤らがこの年の1月、英国公使館焼き打ち事件に加わっていたことを考えると、何とも雅量ある対応だ。
長州からは2年後、山崎小三郎もやって来た。別の下宿に住んだ山崎は、食事も満足にとれず暖房のない部屋で冬を過ごす。そして結核になった山崎を引き取ったのも夫妻だ。すでに帰国していた伊藤は仲間からの話としてこう書いている。「山崎大いに困窮にて、(省略)夫婦至極親切に致し候由」
夫妻の看病もむなしく山崎は渡航翌年、死亡。22歳だった。夫妻は埋葬にも立ち会った。異国で病気になり不安や挫折感にさいなまれた末期の山崎にとり、夫妻の温かさはせめてもの救いだったろう。
山崎は今、ロンドン郊外ブルックウッドに眠る。訪ねると、鳥の声が響く墓地に、やや黒ずんだ墓はあり、少し離れたところに夫妻も眠っていた。祖国の行く末を思いながら志半ばで倒れた若者と、それを無償の愛で包んだ英国人。ぬかるむ草の墓地を歩きながら、国籍や肌の色を超えた交流、人間愛について考えを巡らせ、すがすがしい気持ちになった。
ロンドンに戻ると、靴についた土のにおいが立ち上ってきた。山崎とウィリアムソン夫妻が眠る土の香りだった。紆余(うよ)と曲折の日英関係150年だが、その根っこは、こうした個人レベルの交流が支えていることを改めて思った。
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つぶやき
>ウィリアムソン教授と妻のキャサリンだ<
戦中教育を受けた私には想像もつかない教授夫妻の人間愛・・・・そう簡単に言ってすむことではないが・・・現代の教育界で取り入れて子供達に伝えてもらいたい。
教育界は日教組が実権を握っていては無理というものか?誠に日教組は日本の「癌」だな。教育委員会も同じ穴の狢?なんとかして欲しいね~ェ
「癌」は摘出が一番と思うが・・・。
今朝も大変寒い朝である。きょう(3月1日)は不入斗プールに行く予定である。
午前7時 5度 無風 我が家の庭?の梅もチョボ・チョボ咲いた。
西国巡礼・奈良の第6番:壺坂寺参拝に御付き合い頂有り難うございました。
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此方は今朝は寒くは有りませんが雨が降り始めました。
今回の雨で此方も梅の花の蕾も大分ほころび初めて来る事でしょ~!
さて、天気も不安定で気温の変化も目まぐるしい様なのでお互い風邪を引かない様に過ごしましょ~!
('_')今朝は過去2回分を編集し西国巡礼旅の続きをアップしましたので御付き合い頂ければ幸せます。
('_')爺のブログへ感想コメントをお待ちしていま~す!
!(^^)!素敵な週末をお過ごしくださ~ィ!!バイ・バ~ィ!!
ひろしさんもお寺参りをよくされますね。お陰様で私はたくさんの建築物を拝見できました。神社・仏閣は日本建築のもとです。匠の技がそこかしこに忍ばれます。
いつもコメント&応援有難うございます。