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http://mainichi.jp/opinion/news/20130816k0000e070190000c.html 以下全文
しあわせのトンボ:「○○はえらい」遊びを=近藤勝重
毎日新聞 2013年08月16日 14時10分
文章というのも要は見方の問題かな、と思うことがある。文章が上手だとか下手だとか、そういうことはいろいろあっても、いや、そういうことも見方に随分と左右されるのでは、と思ったりする。
とりわけ、こういうことは誰も書いていない話だと思えると、少々文章に問題があっても興味を引く。読み終えて、そうだ、そういうことは確かに言えると思えたら、十分それで満足できる。その点で、作家の書く随筆は文章もしっかりしている上に、目のつけどころが面白いので、大いに勉強になる。
詩もいいなあ、とよく思う。詩人の感性とナイーブさに感じ入ると、書き写してみたりする。そんな詩の一つに、以前このコラムでも紹介したまど・みちおさんの「おならは えらい」がある。
夏休み前、東京都練馬区立開進第四小学校で5年生85人を対象に文章の授業をさせてもらったが、その際もこの詩の力を借りた。
ボードに<おならは えらい/でてきた とき/きちんと/あいさつ する/こんにちは でもあり/さようなら でもある/あいさつを……>と書いて、できればみんなも「○○」を考えてみてほしいと言ったところ、後日、授業の感想と一緒にたくさん届けられた。
セミ/でんき/ぞうきん/信号/雲/色/かさ/黒板/お皿/たいおん計/かさぶた/けしごむ/めざまし……と○○は本当にさまざまだが、ここでは割愛して「ぞうきん」「信号」「色」の3編を紹介しておきたい。
<ぞうきんはえらい/しっかりキレイにゆかもかべも/すっかりピカピカにする/どんなにきたなくなっても/がんばりつづける>
<信号はえらい/赤、黄、青だけで/人の命を守る/色だけで/今のじょうきょうを伝える>
<色はえらい/いろんなものを/はなやかにする/みんなのさびしい/気持ちを/ぱっと明るくしてくれる>
ユニークな見方は、子どもの感性とも大いにかかわっているのがよくわかる。なるほど、である。夏休み、家族で「○○はえらい」遊びはどうだろう。(専門編集委員)
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つぶやき
やっと 夕方は過ごしやすくなったようだ。 体調は相変わらずだるさと頭の鈍痛が抜けない。
↑ の文中の <おならは えらい/でてきた とき/きちんと/あいさつ する/こんにちは でもあり/さようなら でもある/あいさつを……>
これが最初 読んだとき意味が分からなかった・・・スラッシュの記号に惑わされた?意味がチグハグで分からなかったが分かった時に初めて噴出し笑った。
挨拶の大切さを教えていたようだ・・・・。
そして あとの文章の意味も分かった。 どうやら私も相当 呆けたようだ。
都々逸にもありましたね~
> 若(も)しや屁ならば それでもよいが、屁とも思へぬ妙な音 <
子供のころラジヲで聞いた落語に
「屁にも ピー・プー・スー の三種あり。 ピーは音 高くして匂いなし。プーは音 並にしてにおいも並なり。スーは音なくして最も臭いものなり」 祖父母の前で聞いたばかりの落語家の真似をして随分と叱られた。
ショボ・ショボと自分の文机に座ったときに離れた祖父母の部屋から爆笑が聞えた。
多分 「声はすれども姿は見えず、ほんにお前は屁のような 」・・・ではないが 私は屁か?
今回も主題は屁ではないが・・・つい昔のことを思い出し屁にこだわった。
「○○はエライ」 ・・・褒められるような屁をしてみたい????
相変わらず 分かっていないようだ。
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