岩佐和裁のブログ、裁縫記:IWASA WASAI's blog, sewing notes.

着物や和裁を紹介しています。
Introducing kimonos and kimono sewing.

和裁、5分より大きな丸味つぶし(単衣編)

2009年04月28日 18時26分20秒 | 単衣の袖
私は5分とそれより大きな丸味のつぶし方が違います。
(5分の丸味つぶしの映像)
 5分より大きな丸味のつぶし方は(今回”ぞべ”や縫い糸は目立つ色糸を使いました)まず口下の袖丈のへらから袖口と振り方向に丸味のへらをします。(今回は3寸5分の丸味です)
 次にその部分をぞべで縫います。
そして丸味をへらで書いて振り方向から袖下、丸味、口下、を縫い袖口をくけます。
 丸味の部分の縫い目から1分上を細かく縫い、袖下、口下をきせをかけて鏝で折をしたら、、丸味の型紙をあてがい1分上を縫った糸を手前に引き、丸味を絞りタックをとって縫い糸で押さえます。(この時丸味の両端でタックをとり過ぎない様に注意します)タックを押さえ終えたら丸味の絞り始めの糸の玉止めを切ります。
 袖を表に返し丸味の部分のきせ山の際をぞべで押さえ、仕上げをしたら押さえたぞべを抜きます。

こちらから映像がご覧になれます。
大きな丸味つぶし1 大きな丸味つぶし2。 大きな丸味つぶし3。
大きな丸味つぶし4。

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和裁、単衣の袖口のくけ

2009年04月27日 14時41分09秒 | 単衣の袖
三つ折ぐけで袖口をくける時は、一つ目の折をして”ぞべ”でおさえて二つ目の折をする。そして二つ目の折をきせ山と考えて口下を縫う深さを決める(だいたい、折山の2厘中位)袖口のへらで一旦縫い止めをして、袖口のへらから1寸5分下まで”ぞべ”できせ山を縫う(両端は玉止めしない)、一つ目の折を袖口のへらの3分下から自然に起す。先ほど袖口で縫い止めた糸で口下を1寸位下まで縫い、返し針をして袖口を三つ折ぐけをする。くけ終えたらそれぞれおさえた糸を抜いて仕上げをする。
 単衣の袖口の始末は反物の耳が普通の太さならば大抵三つ折ぐけにします。稀に耳の太さや染めの関係で八重ぐけや撚りぐけにする事も有ります。 
 映像は見え易くする為”ぞべ”の代わりに色糸を使いました。同様に縫い糸も目立つ糸を使いました。(針目とくけ目が不揃いの言い訳です)

こちらから映像がご覧になれます。
単衣の袖口のくけ1。 単衣の袖口のくけ2。 単衣の袖口のくけ3。
 
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