岩佐和裁のブログ、裁縫記:IWASA WASAI's blog, sewing notes.

着物や和裁を紹介しています。
Introducing kimonos and kimono sewing.

男物の肩の揚げ

2006年06月30日 15時04分25秒 | 未分類
"かと”さんのコメントの返事も兼ねて、男物の通し裏の肩の揚げについての説明です。
 まず揚げの縫込みは後身頃に倒し、衿肩の部分を三角に折ります、そして前身頃の方の縫込みは、衽下りで衽付けの縫い目にかからない様に起こします。
 ただ揚げのつまみの量によっては、起ききらない事もあるので、その時は揚げの山に切り込みを入れます。
 私は出来ませんが、この技術を応用したもので、鋏をいっさい入れずに、縫込みをたたんで縫い上げる、一つ身の仕立方があります。

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男物の通し裏

2006年06月28日 21時48分11秒 | 未分類
私が修行していた時の大先生の”上野直吉先生”は大島や結城等の紬類の裏地には”正花”が最適で「あれは織物の傑作だ」と、現在出入りさせて頂いている呉服屋さんの御主人に話していたそうです。
 私は大先生の様に着物を着こなしてはいないので、縫い易いか、縫い難いのレベルの感想ですが、正花(上野和裁での呼び名は”はないろ木綿”)は縫い易く、洗い張り品でも擦り切れや穴で苦労した覚えが無いので、丈夫だと思います。
 それと呉服屋さんの話では、値段も紬の裏地の半額程度だそうです。
 写真は、腰附近に揚げをした通し裏の写真です。
昔は裏地を将来布団裏にする為に、肩に揚げをして衿肩明を開けなかったそうですが、裄も2尺9分になるとそうもいきません。


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角通しの羽織

2006年06月26日 21時31分02秒 | 未分類
この間から紹介している荒磯文の襦袢と濃い色の角通しの着物には、写真の角通しの羽織が付きました。
 それとまた師匠の奥さんから感染した病気が出て、角通しの一辺は3分(1センチメートル)程度なんですが、柄合せという無駄な努力をしてしまいました。(だって余程近くで見なければ、ただの無地です)

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角通しの着物

2006年06月25日 20時58分45秒 | 未分類
江戸小紋の一つに”角通し”という柄が有ります。
 写真がそれですが、管理人は写真技術がゼロに近いので、地色の画像を撮るのに苦労しました。
 以前、お世話になっている呉服屋さんに言われたのですが、インターネットで反物の色を正確に伝えるのには、今の平均的な技術ではまだ難しいそうです。


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荒磯文の襦袢の半衿

2006年06月23日 12時17分16秒 | 未分類
先日紹介した襦袢には、写真の色の半衿が付きました。
 同じ着物や羽織を着るにしても、半衿の色を変えるだけで、かなり雰囲気が変ります。
 あとこの襦袢の台芯はお客様の希望で二重にしたのですが、芯の硬さも大分着心地に影響するそうです。

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荒磯文

2006年06月15日 21時20分15秒 | 未分類
昨日の古典柄の名前が判明致しました。
 名前は荒磯文(ありそもん、もしくはあらいそもん)文様図鑑の解説によれば、波間に踊る鯉を織り出した緞子や、金襴、銀欄があり、中国明代の作と言われてるようで、名物裂に限らず、波の打ち寄せる荒磯に岩や千鳥をあしらった文様も「荒磯文」といい、岩に松を配した「荒磯松文」なども有るそうです。
 写真はその荒磯文柄の襦袢にコーディネイトした半衿の写真です。
 
 追伸、でも個人的には波間の鯉は想像出来ません。


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この柄は何?

2006年06月14日 21時25分47秒 | 未分類
古典柄とは思うのですが、何をデザインしたものか悩んでいます。
 "亀?"違う、”鯛?”少し違う、”ガメラ!”論外、結局ヒゲらしきものが有るので”鯉”だと思っています。
 それとまた悪癖が出て柄合せをしてしまいました(袖付けと背縫いは上手くいきませんでしたが...)。
 写真がその鯉の古典柄だと思った襦袢です。

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