気まぐれ覚書

プラモデル製作を中心にときどきの覚書

おわり

2019年07月27日 | HMCSスノーベリー製作
 1/144と大きな縮尺の軍艦なので、ウェザリングでリアル感を表現してみたが、なかなか難しいもんだ。張り線はピアノ線(0.2mm)とメタルリギング0.3号(0.1mm)を使用し、箱絵とディテールアップセット(PONTOS 16,200円)のエンチング組込写真を参考にしながらも殆ど適当(悪い意味で)に張ったと言うより置いた。パッと見それらしく見えたらいいかなと。なんとも大雑把な性格ざんす。デカール保護のため船体に半光沢のクリアを吹き完成とした。しかしこのキット、小さい部品が多すぎてかなり面倒であったが組み上がればなかなか見応えがある。流石レベルだ。
 ウェザリングで思い出した。昔、プラモデル屋のオッチャンが言っていたな、模型はいかに目を誤魔化すテクニックを用いてリアル感を出すかと。当時はまだウェザリングのことはあまり意識していなかったが、鉄道模型の世界では昔から情景レイアウトがあり、中学生のときに遊んだHOゲージ(専らレールレイアウトのみで走行を楽しんでいた)で情景レイアウトを作るのが夢だった(実際に作ろうとまずは台にする一畳ほどの板を買ってはみたものの…)。当時の「月刊鉄道模型趣味」の情景ジオラマ作例でも汚れ・褪色・錆等の表現はせず綺麗に作ってあったように思う。最近の模型(情景ジオラマ)のリアル感はすごいものがあるが、失敗すればゴミのようになってしまうので難しいもんだY。