ふくろう親父の昔語り

地域の歴史とか、その時々の感想などを、書き続けてみたいと思います。
高知県の東のほうの物語です。

秋です。

2010-09-18 23:38:41 | 花の谷
 季節は順調に移り変わっているようです。

 本当に黄金の絨毯なんです。
 花の谷にも、収穫の秋が到来しました。

 ま、お疲れ様ということで。

 今日からは、雑木林の応援団です。
 今までの場所と比べると、少し南になりますが、傾斜はきつくなって岩石が多くなっていました。



 さて、一ヶ月でなんとかなるのかなあ。なんとかなるでしょう。
 なんか、土曜日の午後の作業が楽しくなっておりますし、待ちどうしくなっております。

eco応援団

2010-09-12 12:13:48 | 昔話
 テレビをつけるとECO応援団という番組が始まりましたが、山の中でピザ窯をつくって楽しんでいる方がいるというのです。
 どこかで聞いたことがある話だと思い、見入っていると旧知の方が出てくるのです。
 テレビ映りもいいですね。

 音声を大きくして、見入っているとピザ窯に使うレンガは北川村の慎太郎窯の廃材だとのこと。またまた縁がありますねえ。

 慎太郎窯を作ったときのメンバーの一人としては、あの窯に思い入れがあっただけにうれしくなりました。

 レンガを積み、耐火モルタルをつめて成型。屋根を葺く作業にも参加して、7年ほどだったか、遊ばせていただきました。
 2月本当に寒い日でした。一人で36時間ほど窯と向き合い、薪を投げ入れ続けたことがありました。窯に向かっている方は暑いぐらいなのに、背中は寒い。妙な経験をしたのもあの時でした。
 温度が上昇すると、火の色が変わるのです。そうした経験も慎太郎窯でのことです。

 そうか、あのレンガが、ピザ窯になったのか。

 きっと出来上がったピザはおいしいに違いない。
 テレビの中で、皆おいしそうに食べていましたねえ。

 また、陶芸をやってみたくなったが、今は殺人的な忙しさだけに、ちょっと無理かな。

 いつかやろう。手が粘土の感触を覚えているうちに。

キレイだった。

2010-09-12 01:23:00 | 花の谷
 ここ、何処だと思います?。

 安芸郡北川村の野友橋なのです。
 竹林との格闘に時間がかかりすぎて、遅くなったところから、橋の照明に気がつきました。
 花の谷。安芸郡北川村宗の上は秋が近づいていました。稲穂が色づき、栗は大きくなって、柚子もまだ青玉ですが随分とでかくなりました。



 今回の作業で、ほぼ竹林の整理は終了。よかったねえ。始末がつきました。
 

 次回からは、雑木林の救援隊になります。

           

 雑木林の中に、竹が密集して、息苦しくなっているほどです。
 竹はえらいねえ。何処でもかしこでも、どんどん進出していくのです。
 ただ、発見が1つ。



 道の上には、まだ竹は一本もないのです。
 この道が、今のところ境界線になっているようです。
 いい機会だったようです。
 来週から、雑木林の救援隊です。
 里山を再生させるのです。
 また、竹の炭を焼く作業にも挑戦しなければなりませんし、忙しいことです。

 最後に、薄暗い川で汗を流して帰途に着きました。
 
 

 
 

納得できないねえ。

2010-09-10 16:12:40 | 手前かってな推論。
郵便不正に絡む偽証明書発行事件で、虚偽有印公文書作成・同行使罪に問われた厚生労働省元局長・村木厚子被告(54)が、大阪地裁で無罪判決を受けた。

 どうも、おかしいねえ。利益を受けた人がいることは事実ですし、それを依頼した人や直接文書を偽造した人もいる。

 どんなことで、こんなことになるのだろうか。検察の意見は100点満天の捜査であったらしいのですが、どうも納得できないねえ。

 村木さんは、高知大学出身の方ですが、それにも増して女性のキャリア官僚としての実績は素晴らしいのです。

 「(検事に)腹が立つ。」村木被告が前回の公判のあと、取材を受けて発言をしたのです。
 それはそうでしょう。やってもいない罪で起訴され、仕事を失い、世間の好奇の目に晒されたのですからね。
 しかし、今回の事件はただ一人の事務職員(厚生省の職員)が演じた事件で終わるのだろうか。
 起訴した検事や捜査員のミスは糾弾されることはないのだろうか。
 検察は何をやっても許されることになる。

 犯罪を放置してはいけないことは、誰でも理解できるにしても、犯罪者を作ってどうするつもりだったのか。
 手前勝手な推論を展開すると、政治家同士の足の引っ張り合いといった感があるなあ。
 政治家が官僚を使って、別ルートの官僚を落としいれその向こうにいる政治家を糾弾する。そんな感じです。

 検察は、みっともない控訴などあきらめて、白旗を掲げるべきでしょう。
 厚生省はいま、こんなことで優秀な職員を失うわけにはいかないのですし、年金問題から介護問題まで、問題は山積みなのです。

 

車酔い

2010-09-10 04:15:23 | Vision East
 昨日は久方ぶりのガイドをしておりましたが、体調が悪く車に酔ってしまいました。
 自分ではどうにもならないのですが、なんとか最後まで役目を終えることができました。
 しかし気分の悪さは、どうしようもなく、まだむかむかとして落ち着かないですねえ。

 

 安田川の上流域。馬路温泉の前付近の写真ですが川床に雑草などが生えてなくて、健全な水質を保っていることがうかがえます。

 ご案内したのは関西からバスでお見えになった18人。色々と興味をもって観光していただきました。
 橋梁から隧道ばかりなのですが、ジックリと見ると結構美しいと思います。



 もしかすると、人間が少ない方が、自然は美しさを保っているのかもしれません。
 次は一週間後です。体調を戻さないといけません。

赤い葉

2010-09-05 12:13:06 | 花の谷
 汗びっしょりになった体をクールダウンしようと、谷川に下りたとき谷の堰堤に赤い葉が張り付いて、目を引いてくれました。

 ちょっといい感じでしたねえ。一枚の赤い葉が秋の到来を告げているようでした。



 面白いもので、結構流れも急なのですが、張り付いているのです。



 対岸の石組みは多分、森林鉄道の遺跡でしょう。半世紀以上前に軌道を敷設して木材を海岸まで運んでいたのです。
 ここに5分もいると、汗はす~と引いてゆきます。

 ここは素晴らしい場所なのです。花の谷です。
 高知県の東部地域にはこうした場所がたくさんあるはずなのですが、活かされてはいません。これからです。

 そう、赤い葉が張り付いていた場所に、大きなカニがいましたよ、私の手のひらぐらいはありました。川のカニとしては、あまりにもでかかったことから、写真を撮るのを忘れて、見入ってしまったほどです。

 そのうちハンティングの対象となるでしょう。
 高知県の魅力満載です。

痛い。

2010-09-05 11:43:19 | 花の谷
 久しぶりに体が痛くなっています。あちこちが悲鳴を上げています。



 もう随分と通った道です。季節の移り変わりも感じられていい感じなのです。竹林の中も明るくなったし、風が竹の間を抜けてゆくようになりました。



 先週に失くしたメガネも探してみましたが、ありませんでした。消えてなくなるわけもなく、何処かにあるのでしょうが、仕方ないですね。今回はゴーグルをつけて作業をしました。



 次の課題を見つけましたよ。今度は竹林の再生ではなく、里山の再生にチャレンジです。かつては燃料としての薪を調達していた場所なのですが、竹の浸入を受けて木が負けております。椿や樫の木もちろん杉や檜もあるのですが、雑木林を改めて造ってみようと思います。
 竹をすべて排除するつもりです。これには4~5年はかかるでしょうね。これからすべての竹をきったとしても、来年にはまた生えてくるからです。徹底的に切り続けるしかないのです。

 30~40年も経った杉の木より、竹は一年でもっと大きくなります。世界で一番背の高い草なのです。木に光が当たらなくなって徐々に衰退してゆくのです。
 これから、木の応援団をする事になります。


 作業を終えて川岸から雑木林を撮った写真です。何本の竹があることやら。
 やりがいがあるなあ。ちょっと武者震いです。

 今日は少し体が痛いなあ。少し体を動かして、そして歩いてみるか。
 昨日の作業で、今日体が痛いってのは、まだ若い証拠でしょう。
 と、思う。