栃木旅行(2012/7/15-16)

　気まずい雰囲気から急に決まった栃木旅行。

　とにかく「暑い」「寒い」「人ごみ」「待つこと」が嫌いな彼氏。

　連休の旅行なんて、行く前からなんとなく不安ではありました。

　そうしたらやっぱり出だしから不穏な空気が漂っていました。

　まず、朝早い集合で慣れない早起きのため彼が不機嫌。

　助手席に座る私は気を使ってとにかくしゃべることに必死。

　自分でもわかっているんだけど、気を使っているときの話ってつまらないんだよね。

　とにかく話題を探して次から次へしゃべり続ける私。

　ついには彼氏が「寝ててくれないかな。運転に集中したいから喋って欲しくない」と言う始末。

　私、涙目。

　黙ってて欲しいっていうのはわかるけど、だからって「寝ててくれ」って言うのは酷いよね。

　存在自体消せって言うことか…。

　悲しすぎて車降りて帰ろうかと思ったわ。

　前日仕事で遅かったし、当日の朝も早かったので、正直眠かったけど意地で30分くらい黙ったまま起きてた。笑

　でも結局寝てしまい、途中のSAで彼に起こされた。

　とりあえず機嫌は直っている様だったけど、再出発した後もとりあえず黙っていたら、彼のほうから話しかけてきたので冷戦終結。

　その後、大笹牧場で全く臭みのないジンギスカンを食べ、



霧にのまれて



霧降の滝に行き、



適当に日光周辺をドライブし、日帰り温泉につかり、カステラ屋で彼がお土産を買い、宇都宮駅前で餃子を食べて、宇都宮の「アーバングレイス宇都宮」というホテルに行った（このホテルは、部屋の外にある共用トイレが少ないこと以外は超オススメ！）。

　二人とも疲れていたので、翌日はゆっくり起きて「佐野プレミアムアウトレット」に行っただけで帰ってきました。

　彼はアウトレットでゴルフウェアとシャツを、私はベネトンのカットソー（950円！）を買えたので、まあ満足です。

　帰りもはとりあえず喋りっぱなしだったけど怒られることもなく。

　無事に帰ってこられてよかった。


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　大笹牧場のウサギ。



　彼に「変な写真ばっかり撮るね」と言われたけど、私は「日常」を切り取っているだけです。

結婚は考えてもらえますか？

　栃木旅行の帰りの車の中で、そんな風なことをいわれました。

　「結婚しよう」とか「結婚してください」ではなくて、「そういうつもりでいますか？」みたいな意味を含んだ台詞だった。

　同時進行で色んな思いが頭を駆け巡ったので、実際に何と言われたのかはしばらく思い出せなかった。

　まっすぐに「はい」と言うことはできなかった。

　彼氏は最初から結婚願望が強そうだったので、もし、「結婚しよう」と言われたらどうしようかとずっと考えていたけど、どうシュミレーションをしても、「はい」とは言えそうもなかった。

　やっぱり私、金銭的にも心にも、抱えているものがありすぎるな。

　シュミレーションをする過程で、「そう言って貰えることは嬉しい」ということは言っておかなきゃいけないなと思っていたので、それだけはなんとか伝えたけど、実際に嬉しいのかどうかはわからなかった。

　知的障害の兄と二人になってしまう母のことや、どうやら水漏れがしていて対策が必要な持ち家（ローンの名義は私。母は耐震リフォームも必要と考えているようだ）のこと、なにもかも放り出して私が家を出て良いわけがなくて。

　相手の家にも、そういう事情を抱える私を受け入れてもらわなければいけない。

　今回の彼の発言が本気で、これからそういう準備をしなければいけないのであれば、気が遠くなるほど色んなことを考えなくてはいけなくなる。

　手放しで喜べるような環境にいられればよかったけど。

　気をつけないと何もかも嫌になって、私から「別れよう」と言ってしまいそう（過去の経験も踏まえて）。

　なんだか相手に対して失礼だよなあ。

　こんなに問題だらけでアトピー全開の私と結婚しようなんて思ってくれているのにね。

　…それにしても、メールもしてこないし積極的に会おうともしないし、私に興味ないんじゃないかと思っていたのに、結婚はするつもりでいるんだな。

　なんか人が何を考えているのかって本当にわからないものだわ。


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