私自身、物心ついたときには注射で泣かなくなっていたので、我が子の注射への耐性はどんなもんかと思っていました。
結論から言うと、泣きました。
今まで見たことがないレベルで泣きました。
彼女はまだ物心はついていないですし、おそらく生まれて初めてのはっきりした「痛み」だったので、仕方がないですね。
本日の予防接種はシロップの服用が1本と注射3本でした。
待合室が年配のご婦人ばかりだったので散々可愛がられてご機嫌な中、診察室に入って最初に差し出されたのは甘いシロップ。
哺乳瓶でも乳首でもないスポイトから出てくるシロップを美味しそうに上手に飲む娘。
シロップを飲ませた後にいよいよ注射をしようと再び先生が近付いてきた瞬間、我が子が見せた笑顔が忘れられません。
ごめんよ、次からはシロップじゃないんだ…。
しかも3本あるんだよ…。
私は申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。
「注射をした後は縦抱っこ!」と言われていたのをすっかり忘れるくらい激しく泣きました。
1か月しないうちに、また行かなきゃいけないんだよねえ。
いつになったら「痛いけど怖いものじゃない」と理解してくれるかしら。
私は産まれて3か月目から入院したり検査したりしていたので、注射に対する恐怖心てないんですよね。
小学生になっても注射を怖がる同級生を見て、何がそんなに怖いのかと不思議でした。