ひとしきり昨日までで「頑張れば出来ること」までは済ませられたので、今日以降は頭脳労働の方でクオリティの洗練、ブラッシュアップにフェーズを変えました。
正確にいえば、うんと前から「決めかねて寝かしてた案件」に着手するだけの余力の出せるとこまで、他のことの片付け待ちが済ませられた、ですね。
と、毎度この節に感じてるのが「一生懸命捻り出す」アイディアほど、面白くも楽しくも至れない、ってことです。
努力で知見は集められ体系づけも叶いますけど、そこ止まりだと「死骸」よろしく瑞々しいとは言い難い様子です。
それはそうした捻り出しの結果を相手に示しても、ふくらみように、どこか限定的なものが伴ってて、今ひとつ欠けた印象がするんです。
今ある知見のうちからだけでは、「捻り出し」は出来ても、新規性というか、意外性とか突拍子のなさが足りておらず、杓子定規で既定路線のつまんなさも宿る気がします。
驚きが足りんのですな。
ゆえに、発想のし始めからしつらえとか趣を「ずらしておく」様子を一欠片でもいいので、混じりこまませます。
既定の知れた情報を右から左に渡すなんてのは、一番退屈で、どなたもまず喜ばない。
どっかで知れそうな手合いの豆知識であっても、それを楽しく自分ごとにするには、幾らかの「魔法の粉」をまぶす必要がありますね。
頓知がいるのはここからで、「渡し方」も凝れれば、「渡すもの」の質の良さだって発掘しがいのあるとこです。
どっちも凡庸にも済ませられますけどね、ここにアホみたいの凝るから楽しいんじゃありませんか。
そこが人の腕の部分でしょう?
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