歌うように語ろう

観劇や観戦(主にフィギュアスケート)等について語るブログです
記事の無断転載はお断り致します。引用転載の際はご一報を。

見るスポーツとするスポーツ?

2012年03月22日 | スポーツ全般

3月19日付のATPランキングで、錦織選手(16位)を筆頭に、添田豪選手が67位、伊藤竜馬選手が94位と100位以内に日本勢が3人入る状態となりました。

どうしてもエース選手の活躍が中心になってしまう報道体制の中、皆さん地道に頑張っているようです。

テニスに関してはいちばん好きな選手が日本人選手ではないのですが(とはいえ日本人選手も応援していますが)それでも

日本人選手の活躍は大変喜ばしく、頼もしく感じます。これからも彼らの活躍を期待したいところです。

 

ところでテニスは日本でも競技人口が多い競技ですが、それに反してテレビ放送が非常に少ない状況です。

(追記注:GAORAなどCS放送はあります。地上波放送がほとんどないという話です)

反対に、フィギュアスケートは自分で滑る方は少ないと思いますが、テレビ放送は現状多くまた数字も取れるコンテンツとして

マスコミに認知されております。この「コンテンツ」扱いはフィギュアアファンとしてはあまりありがたくないですが、

テニスファンでもある身としてはこの何分の一でもいいのでもっと地上波で競技が見たいものだとしみじみ思います。

テニスはあまり知らない方でも、いわゆる四大大会(グランドスラム:全豪・全仏・全英・全米)はご存じのことと思います。

しかし、今やこの四大大会も地上波では見られないのです。日本開催のジャパンオープンですら、限られた放送状態です。

競技人口=視聴者数(視聴率)というわけではないにせよ、不思議な現象だと常々私は思います。

プロを目指す子どもたちにも、またファンにとっても放送されるならば是非とも見たいものなのですが、なかなかそううまくは

行かないようです。

 

フィギュアスケートにおける一番格の高い大会である、世界選手権がもうすぐ開催ですが、こちらは日本の企業を筆頭に

数々のスポンサーがつき地上波・CSともに放送が予定されております。

もちろんフィギュアの次代を担う子どもたちも私たちファンも放送を心待ちにしておりますが、数字が取れるとなるとまた今度は

妙な色気(編重放送や過剰な演出など)がこれでもかとねじ込まれて閉口する羽目に陥ったりもするので、痛し痒しですね。

 

以前、全英やジャパンオープンはNHKで放送していたのですが、競技の性質上ねじ込みようがないということもあるのでしょうけども

実に淡々とありのままを放送してくれたのでありがたいものでした。

 

スポーツに演出やシナリオなど全く不要なものです。ただ粛々とありのままを放送し、解説も分かりにくいところだけ解説し、

また実況も演技途中で意味不明のポエムなど垂れ流さなければ、誰からも喜ばれることでしょう。

……そうはいっても希望通りにならないのが世の常、難しいですね。


大会運営上の責任

2012年03月13日 | スポーツ全般

現在BNPパリバオープンが開催中ですが、大会中に食中毒が発生し、棄権する選手が多数出ているとの情報が出ています。

早々に三回戦へ進出を決めたフェデラーも、試合後の会見にて青い顔で発熱をほのめかしたとのこと。

一人二人ならまだしも、棄権する選手が多数出るのは問題だと思います。

世界中で開催されるATPツアーを回る選手たちは当然体力もあり、体調管理には人一倍気を付けているはずですが、

ホスト側で食中毒を起こしていては選手もベストパフォーマンスを披露するどころではないでしょう。

 

前月のフィギュアスケート四大陸選手権でも蒼白になる選手続出でしたが(こちらは標高の問題)大会運営サイドは

きちんと選手が良いパフォーマンスをし、元気に次の試合もしくは帰途につくまでの責任を果たさねばなりません。

まだ試合は序盤なので、決勝までの選手たちのコンデイションが非常に心配ですが、早く選手たちの体調が整うように

祈っております。

 

 


アスリートの品格

2012年03月05日 | スポーツ全般

週末のフィギュアJWを追いつつ、テニスのドバイ大会もひっそり追っていましたら、私が最も敬愛するテニスプレイヤーである

ロジャー・フェデラーがアンディ・マレーを破って優勝していました。彼ももう30歳、年間数十を超えるツアーやエキシビジョンマッチ、

そしてチャリティー活動などもこなしつつ四大大会でもずっと四強もしくは八強に入り続けているのはさすがです。

 

一方、錦織選手が負けて逆上しラケットをへし折ったと報道されておりますが、まあそれは若気の至りと申しますか、かつての名選手も

たいていやっているストレス解消法?なので、私は全然気にしておりません。

昔、悪童と呼ばれたマッケンローなどもっとあれこれやっておりましたが、それでも彼の素晴らしい競技者としての経歴はしっかり

残っています。

ちなみに前述のロジャーもラケットへし折りは数回やっているはず。へし折られるラケットの身になれば、少々もったいないというか

気の毒ではありますが、そのような行為=品格を疑われる行為と結びつけるのはあまりに短絡だと思います。

 

他の競技でもいえることですが、アスリートとして大事なことは競技への真摯な姿勢と、他の競技者へのリスペクトを忘れないことだと

私は考えています。逆説的に言うならば、いかによい成績を残そうとも、競技を著しく侮辱する行為(たとえばドーピングや八百長行為など)や

他の選手への過剰な挑発、侮蔑行為があるならば、その時こそ選手は批判されるべきでしょうし、品格を疑われても致し方ないものと思います。

 

競技によってスタンスの違いはあれど、真に戦うべきは己自身であることを知っているアスリートは、大抵一流と呼ばれるようになります。

錦織選手も徐々に上位に上がってきていますが、これからが正念場。うまくセルフコントロールする術を身に着け、ラケットにも周囲にも優しく

ふるまえる余裕が身につけばその時こそ本物の矜持が身についた時と言えましょう。

後はせっかくなのでジャパンオープン以外でも、彼のプレイを母国たる日本人に持って見せてもらえる機会があれば一層、競技人口も人気も

盛り上がると思います。

……まあ、日本には若干一名過剰に暑苦しい先輩がいるので多少やりにくいかもしれませんが(笑)またよいプレイを見せてもらいたいものです。

ロジャーも高く彼を買っているようですし、錦織選手にもより一層の健闘を祈りたいと思います。


全米男子リザルト+全豪男女シングルス結果

2012年01月30日 | スポーツ全般

去年は大波乱でしたが、今年は順当な結果でした。結果は下記の通り。

http://www.usfigureskating.org/leaderboard/results/2012/68266/CAT002SEG004.html

1位アボット選手、2位リッポン選手、3位マイナー選手、4位マーバヌーザデー選手が表彰台です。

今さらですが、アメリカでは4位まで表彰台なんですよね。なんかいいなあ。

女子ほどではないですが、男子もなかなか和む表彰台でした。

 

そしてテニスの全豪オープン優勝は女子がアザレンカ選手、男子がジョコビッチ選手でした。

アザレンカ選手は初GS優勝、ジョコビッチ選手は昨季4大大会中3大会優勝の勢い止まらず。今一番選手としてノっている時期なのかもしれません。

とはいえテニスのシーズンはまだまだこれから。ナダルやフェデラーにも、マレーにもチャンスがあります。ぜひこれからのツアーを頑張ってほしいものです。

 

巷ではインフルエンザが猛威を振るっていますが、それとは別方向に風邪を絶賛?引き込み中です。皆様もどうぞご自愛を。


全豪クライマックス

2012年01月27日 | スポーツ全般

男子決勝のカードはナダルVSジョコビッチになりました。全然波乱なしでしたね~ テニスでもロシア女子は元気らしいです。

http://sportsnavi.yahoo.co.jp/tennis/headlines/20120127-00000175-jij-spo.html

女子もまずまず。

個人的にはフェデラーさんにもうひと頑張りしてほしかった……。ナダルさんとは本当に相性悪いなあ。ジョコビッチさんとは逆に相性いいんですが(比較的にね)

 

ちょっと気分的に全豪終了ムードですが、最後までチェックします。