歌うように語ろう

観劇や観戦(主にフィギュアスケート)等について語るブログです
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四大陸選手権 女子シングルリザルト

2013年02月10日 | フィギュアスケート

何というか…総合結果はおおむね納得ではあるんですが、やはり最後まで100%ジャッジングに納得というわけにはいかないのが

フィギュアスケートという競技なのでしょうか?

厳しくするのは仕方ないとしても、回転不足を取る取らないが選手によって非常にあいまいなのは相変わらずです。

それでも昨夜とは一転、日本女子が表彰台独占は結構なことです。

おめでとうございます。

それでは女子の結果です。

 

1.浅田 真央            205.45(SP1/FS1)

2.鈴木 明子            190.08(SP2/FS2)

3.村上佳菜子           181.03(SP3/FS3)

4.クリスティーナ・ガオ      176.28(SP4/FS5)

5.ジジュン・リー          170.42(SP10/FS4)

6.グレイシー・ゴールド     166.66(SP5/FS6)

7.ケイトリン・オズモンド    159.38(SP8/FS7)

8.アグネス・ザワツキー    158.99(SP7/FS8)

 

北米勢のゴールド選手やオズモンド選手は、予想していたよりは精彩を欠いた演技でした。まだ若いこともあり経験不足なのと、

ピークを今大会には持ってきていない(全米・全加共に先月あったばかりですし)という事情もあるのかもしれませんが、ちょっと課題が

多めに残る結果だったのではないかと思います。

そのような状況の中、まだシニア1年目ですがリー選手はうまく演技をまとめて好印象でした。見た目の可憐さで、一緒に見ていた

家族が釘付けになっていたので、案外日本でも人気が出るかもしれませんね。

表彰台の3人は、ノーミスとはいきませんでしたが手堅く演技をまとめたと思います。特に浅田選手は、超攻撃型の構成で臨みましたが、

まだ完成形ではないにせよ、上々の出来で正直格の違いを見せつける演技だったと思います。今季の世界選手権では期待できるでしょう。

もっとも、昨季までもマスゴミ…おっと失礼(笑)マスコミがネガキャンで騒ぎ立てるほどひどかったわけではないのですが。

なまじ期待度が高い選手だと、優勝を逃しただけで大騒ぎしますので困ったものです。

ともあれ、表彰台こそ逃したものの、若手の海外勢も今後に期待できる好演を見せてくれる選手もいて、楽しみになってきました。

来季はいよいよ五輪シーズンですから、これからいやがうえにも盛り上がるでしょう。

その為には、是非とも選手の頑張りに少しでもジャッジがまともな採点で応えてくれるように願ってやみません。

 

ところでペアの結果をチェックしようとリザルトを見て驚いたのですが、エントリー自体が8組、その上1組がWDでなんと7組での試合でした。

アイスダンスはもう少しカップルが出場していますが、ペアもアイスダンスもペア(カップル)解消は聞きますが、新たに誕生は同等には聞かないので

(私の情報収集力不足もあるかもしれませんが)ちょっと心配になります。

ペアやアイスダンスももっと盛り上がるといいのですが、相性などいろいろ難しい条件があるので大変なのでしょうね。

 

後はアイスダンスを残して、明日のEXで大会終了となります。地上波での放送がないのが残念ですが、どこかで(たぶんCS)何とか見たいと思います。

 

以上


四大陸選手権 男子シングルリザルト+感想

2013年02月10日 | フィギュアスケート

今回の結果を予想できた方はかなり希少なのではないでしょうか?

それほど波乱の展開となった男子シングルでした。SPとFSまとめて総合リザルトと放送を見た感想のみ書きたいと思います。

 

1.ケビン・レイノルズ       250.55(SP6/FS1)

2.羽生 結弦            246.38(SP1/FS3)

3.ハン・ヤン            235.22(SP2/FS5)

4.マックス・アーロン       234.65(SP10/FS2)

5.リチャード・ドーンブッシュ   234.04(SP3/FS4)

6.ナン・ソン             228.46(SP5/FS6)

7.高橋 大輔            222.77(SP4/FS8)

8.無良 祟人            218.08(SP8/FS9)

 

ショートとフリーとで、かなり順位の入れ替わりがあり途中で速報を聞いた時には耳を疑いました。

多くの方がそうだっただろうと推察しますが、今回は高橋羽生両選手のワンツー(順番に他意なし。逆も十分ありか)と予想していただけに、

まさかの高橋選手苦戦には驚きました。靴を変えたばかりだとか、SPも変更して間もないといろいろ悪条件が重なったのかもしれません。

いずれにしても、今回の課題は来月のワールドに活かしてくれることを祈っています。

羽生選手も4Sへの思い入れが強すぎるのかなと思いました。抜け3つはちょっともったいないですよね。

でも、転倒はなかったことと、少しずつスタミナをつけてきているように見受けられるので、そこは収穫と言っていいのではないかと感じます。

彼も2位という結果に甘んじることなく、来月までにまた課題をしっかり克服するべく頑張ってくれるでしょう。期待したいと思います。

無良選手は4T決まると綺麗なんですが、もうちょっと他の部分でも底上げができるともっと点数の上乗せが出来ないかなと勝手に期待してます。

中国勢は男子(と女子も)じわじわと実力を上げてきていますので今後注目ですね。

 

そして、まさかの(失礼)ケビン・レイノルズ選手がフリーで素晴らしい追い上げを見せて優勝しました。3つの4回転、今日は文句なく認定の出来で

素晴らしかったと思います。キスクラでの嬉しそうな笑顔に、表彰台での感無量の表情は、ファンならずとも見ていてすがすがしいものでした。

やっと結果が出せましたね。おめでとうございます!

 

地上波の放送については、全くもって酷い出来としか言いようがありませんが、フリーで2位だったマックス・アーロン選手を放送しないという

残念ぶりに全力でお台場に向けてブーイングしたい心境です。

「煽りは最小限、放送する選手は最大限」←ぜひこれを実現して下さい。是非とも!

 

女子は日本勢ワンツースリーの滑り出しに期待が高まりますが、明日またまとめておとどけしましょう。

上々の滑り出しの彼女らが(特に3Aを素晴らしく決めた浅田選手)明日もまた笑顔でフィニッシュできるように祈っています。

 

以上