歌うように語ろう

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NHK杯男女SP

2012年11月24日 | フィギュアスケート

なんとも悲喜こもごもの結果になりました。

残念ながら怪我の悪化により棄権となってしまいました村上大介選手には、一日も早いご快癒を祈っております。

高橋成美選手も本当なら今大会に出ていたはずなんですよね…。怪我や病気にはなりたくてなるものではありません。

どの選手も危険と隣り合わせで日々の練習を積んでいることと思います。

どうか、体には十分気を付けていただきたいと思います……。

さて、男子から参りましょうか。

<男子SP>

1.羽生 結弦           95.32

2.高橋 大輔           87.47

3.ハビエル・フェルナンデス  86.23

4.ロス・マイナー         72.40

5.ケビン・レイノルズ      70.20

6.リチャード・ドーンブッシュ  70.05

7.セルゲイ・ヴォロノフ     70.03

8.アダム・リッポン        67.89

9.アンドレイ・ロゴジーン    67.70

WD 村上 大介

 

首位の羽生選手は、自身が持つレコードを更新してのPBです。確かに前回のSAと同じか、あるいはそれよりも気持ちの余裕すら

感じさせる演技でした。4Tもさることながら、3Aの美しいこと。加点が付くのも納得でした(ちょっとオオモリ気味かなと思わないでもないですが、

地元ですからまあこんなものでしょう)

高橋選手はまだエンジン全開とはいきませんが、前回のCoCよりはご本人も認めるようによくなってきているような気がします。靴の問題は

どうなったのか気になるところですが、これから徐々に調子を上げていけば全日本には間に合うでしょう。その前にGPFがあるかな。

フェルナンデス選手は、個人的にはもう少し点が出ても良かったのではないかと思いました。

男子はこのくらいで。

 

<女子SP>

1.浅田 真央           67.95

2.ミライ・ナガス          61.18

3.ジジュン・リー         59.62

4.クセニヤ・マカロワ      58.93

5.鈴木 明子           58.60

6.エレーネ・ゲデヴァニシビリ 57.50

7.アグネス・ザワツキー     55.02

8.ソフィア・ビリュコワ       49.31

9.今井 遥             48.10

 

浅田選手会心の演技でした。CoCで3FがURになったところなどを踏まえ、ジャンプなどあらゆるエレメンツで隙がなかったと思います。

この出来ならジャッジも点数を出さずにいられないのでしょう。しかしレイバックスピンでー1つけたジャッジ一名が。後で名乗り出なさいね^^

久々に納得の点数が出たと言えます。浅田選手に限らず、女子全体ですが回転不足をやたらと取ることなく良かったのではないでしょうか。

もちろん取られた人もいましたが、異様に厳しすぎることもなかったので。FSもこの調子で納得の採点をお願いしたいものです。

ナガス選手も全体的にいい出来でした。スピンが一時期体型変化の所為かちょっとポジション崩れ気味になっていたことがあったのですが、

今回はおおむね良かったと思います。

ジジュン選手はひょっとして日本での試合ということで緊張したかもしれませんが、のびのびといい演技でした。見た目も愛らしく、将来いろんな意味で

楽しみな選手です。

マカロワ選手も本人比でまずまずだったかと思います。あとは彼女の場合、FSなんですよね…。

鈴木選手は今季、SPで出遅れ癖が付きつつあるのが気にかかりますね。今回はステップからの3Lzがパンクで1Lzに。結構大きなミスですが、

PCSはしっかり出ていますね。FSでどう挽回してくるかがポイントですね。でも表彰台には上がりそうな気がします、というよりたぶん上がるでしょう。

 

明日のFSが男女シングル共に楽しみです。アイスダンスも見たいんですけどね、本当は。BS環境がないと最近結構厳しいですね(CSは見られます)

以上


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