歌うように語ろう

観劇や観戦(主にフィギュアスケート)等について語るブログです
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JGPF女子リザルト・GPF女子リザルト+男子リザルト追記

2012年12月09日 | フィギュアスケート

氷のコンディションが良くなったのかと思いきや、ポカーンとするような転倒祭りは困ったものです。転び方によっては

大けがにもつながります。どうか五輪本番までには一部の隙もないように調整お願いしますよ。タラソワ先生指導お願いします^^

 

さて、女子ジュニアから。

<ジュニア女子リザルト>

1.エレーナ・ラジオノワ     179.40(SP1/FS1)

2.ハンナ・ミラー         168.41(SP2/FS4)

3.アンナ・ポゴリラヤ      167.40(SP3/FS3)

4.アンジェラ・ワン       162.05(SP4/FS2)

5.宮原知子           157.74(SP5/FS5)

5.リア・カイザー        137.44(SP6/FS6)

 

ラジオノワ選手強い! 去年のリプニツカヤ選手を思い出します。このまま行くと来年はシニアGPに上がるかな?

しかし体型変化とか、それ以前に来季は五輪シーズンなので温存の可能性もあるかも。

宮原選手フリーでは良い演技だったようですが、みんな良い演技をしてしまうとSPでの出遅れが痛いです。

カイザー選手は調子悪かったのかな?

皆様お疲れ様でした。

 

そして女子FS。なんというかもう大荒れというかもう。優勝した選手は納得ですが、リンクが悪かったとしか。まあそれでもちゃんとした

演技ができた選手はいるので、なんともはやですが。

<女子FS・総合リザルト>

FS

1.浅田真央                 129.84

2.エリザベータ・タクタミシェワ      117.14

3.鈴木明子                 115.77

4.アシュリー・ワグナー          115.49

5.キーラ・コルピ              111.52

6.クリスティーナ・ガオ          105.98

 

総合

1.浅田真央                196.80

2.アシュリー・ワグナー         181.93

3.鈴木明子                180.77

4.キーラ・コルピ             174.94

5.エリザベータ・タクタミシェワ    173.75

6.クリスティーナ・ガオ         154.54

 

浅田選手は文句なしの完全優勝でした。SPほどではなかったですが、FSも上々の出来かと思います。サルコウ以外はちゃんと

入りましたし。(あれは氷に引っかかっていたのでアンラッキーでした)2A-3Tの着氷は惜しかったですね。

でも後半の盛り上がりといい、本当にいいプログラムだと思います。

ワグナー選手は最近とても安定していたので、FSの転倒2回には驚きました。特に3Lo~2Aのシークエンスでの転倒は本当に痛そうで

どこか怪我していないか心配です。どうかお大事に。

鈴木選手はやっぱりルッツが鬼門ですね。彼女もかなり痛そうな転倒の仕方をしていましたが大丈夫でしょうか?

全日本まであまり日がありませんので、鈴木選手も気を付けてほしいですね。

コルピ選手は先週体調不良で調整不足だったのが出てしまったのでしょうか。今一つでしたがプログラムはいいですね。

タクタミシェワ選手はまだ本調子ではないようですが、3Lz+3Tを入れてくる攻めの姿勢は大いに買いたいです。

ガオ選手は準備が間に合わなかったのかもしれませんが、3F+3Tにトライしたのは良かったです。文武両道頑張ってくださいね。

 

男子FSが終わりましたので追記です。

<男子シングルリザルト>

1.高橋大輔            269.40(SP1/FS3)

2.羽生結弦            264.29(SP3/FS2)

3.パトリック・チャン       258.66(SP2/FS4)

4.ハビエル・フェルナンデス  258.62(SP5/FS1)

5.小塚祟彦            253.27(SP4/FS5)

6.町田 樹            198.63(SP6/FS6)

 

FSではかなり順位変動があったので観ていて面白かったです。点数にも反映されてますが、個人的にFSではフェルナンデス選手の演技が

一番良かったと思います。羽生選手は後半のスタミナつきつつあるかな? 今回はちゃんと最後まで(少なくとも見た目には)バテバテにならず

良かったと思います。

そして高橋選手、初のGPF優勝おめでとうございます。羽生選手も2位おめでとう。ワンツーフィニッシュ&男女でアベック優勝ですね。

小塚選手と町田選手もお疲れ様でした。

みんなでおいしいピロシキ食べて帰ってきてくださいね^^

その前に明日はエキシがありますね。ちょっと夜更かし続きは答えるお年頃なので(笑)これは明後日のお楽しみにします。

なにはともあれ選手の皆さん、お疲れ様でした。

 

以上


JGPF(男子シングルリザルト)・GPF(女子シングルSP)

2012年12月07日 | フィギュアスケート

どこの五輪開催国も直前まで突貫工事は当たり前ですが、とりあえずインフラ設備や宿泊施設の不備、なにより製氷は大事です。

改善されたようで何よりですが、五輪で使うリンクお披露目なら、万難排して「さすが大国ロシア!」と唸らせるような待遇をつい

望んでしまうのですが、ちょっとよくばりですかね?

とにかく我が国から大事な選手が6人(+ジュニア3人)も参加しておりますので、粗末な扱いなどされないよう、是非ともお願いしたいところです。

 

まずはジュニア男子リザルトから

<ジュニア男子リザルト>

1.マキシム・コフトゥン    222.31(SP2/FS1)

2.ジョシュア・ファリス    211.37(SP1/FS2)

3.日野龍樹          198.92(SP4/FS3)

4.ジェイソン・ブラウン    198.32(SP3/FS4)

5.ボーヤン・ジン       187.95(SP6/FS5)

6.田中刑事          174.55(SP5/FS6)

 

日野選手大健闘!僅差ですがブラウン選手をかわして3位に入りました。おめでとうございます。

田中選手は挽回ならず残念です。次は全日本ですよね、頑張ってください!

 

<女子シングルSP>

1.浅田真央            66.96

2.アシュリー・ワグナー      66.44

3.鈴木明子            65.00

4.キーラ・コルピ         63.42

5.エリザベータ・タクタミシェワ 56.61

6.クリスティーナ・ガオ     48.56

 

浅田選手さすがの好演技でしたが、もっとSSが高くてもいいような気がします。

ワグナー選手も今季はすごい安定感がありますね。ものすごい僅差で来てます。

鈴木選手今回はジャンプ全部入りましたが、スピンが…。でもLv3出てます。

コルピ選手は3T-2Tでくるかと思ったら、セカンド3Tできましたね。UR刺されましたが、体調不良を押しても

頑張った甲斐があったかと思います。

タクタミシェワ選手は体型変化のためか体調不良のせいかわかりませんが、ジャンプが不安定の模様。去年のGPシリーズでは

すごい安定感だったことを思い返すと、1年でかなり変わるものですね。ちょっとお姉さんぽくなったかな、と荒川さんが言っていましたが

彼女はもともと大人っぽいような。美人さんなので余計にそう見えるのでしょうか?

ガオ選手はきっと調整時間が足りなかったのでしょう。リプニツカヤ選手outで繰り上がりだったので、照準を合わせるのが

大変だったのではないでしょうか?

SPで上位が僅差なので、明日のFS次第では順位変動の可能性ありですね。

そろそろ浅田選手の白鳥に目覚めてもらいたいところです。タラソワ先生が見てますよ!(余計にプレッシャーかかるかな^^;)

 

余談ですが、ワグナー選手は今夕の地震のことを知って心配するツイートをして下さっていました。

去年も震災の時や、浅田選手のお母様の訃報に接した時などいち早く心配するツイートをして下さっています。

優しい方ですね。

各選手、明日も元気でいい演技を期待しています。頑張ってくださいね!

男子は明日からスタート! 遠慮せず?みんなで表彰台狙っちゃってください。

 

以上


癌晴ったで賞―中村勘三郎氏逝去に思う

2012年12月06日 | 観劇関係

12月5日午前2時過ぎに中村勘三郎さんが逝去されました。まだ57歳、それほど重篤な状況とは報道されていなかっただけに

衝撃もひとしおです。謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

 

芸の道に「完成」はなく、各々の役者さんたちは日々精進を重ね舞台やTVにと臨んでいらっしゃいます。

先日の森光子さんのご逝去にも非常にさびしい思いがこみ上げましたが、勘三郎さんの来春予定されていた公演を叶うなら見たかった

だけに、残念で仕方ありません。

むしろ還暦を過ぎてより一層、磨きがかかる勘三郎さんの歌舞伎が見たかったです。本当に悔やまれます。

 

しかし一方で、癌と闘ってきたご主人を思いやり、夫人のコメントには「癌晴ってきた」との文言がありました。

側で見守ってきたからこそ出る言葉でありましょう。

卑近な例で恐縮ですが、私の父も癌で闘病中です。手術も不可能な状態なので、我ら親族はなるべく可能な範囲で顔を出して

たわいもない話をするしかすべはありません。一番苦しんでいるのは本人ですから、ただ我々は祈るのみです。

 

勘三郎さんは癌というより肺炎からの呼吸不全が原因とは思われますが、まだまだ多くのやりたいことがあったことでしょう。

それでもあえて、いち舞台ファンとしては「癌晴ったで賞」を進呈し、心から生前の文化功労への感謝を伝えたいと思います。

 

どうか安らかにおやすみください。