http://harga-promo.net/ (PELNIもどきのURL)
上記のペ-ジで、Bali とAmbon と入力した結果のペ-ジを(一度でスキッチできないので)上、中、下に分けて取得して、順番に内容を見てみたい。
バリ/アンボンでの検索でヒットしたのは、ここに見えているドロロンダというのと、下にあるので見えていないシナブングという2隻のフェリ-だ。以下の画像に出ているのが2隻目だ。
最初の検索結果の最後の画像が次になる。
大まかに言えば、ヒットした場合の情報と、それ以外の、望んでもいない押し付けの情報が混ざり合ったペ-ジが出現する。
検索の趣旨からすればヒットした情報にどれだけ有用な情報が含まれているかが一番関心があるわけで、この記事の趣旨は、検索結果に対する素朴な感想を伝えることだと思う。
そのような観点から検索結果を眺めてみると、船の画像がついたPELNI船情報は検索しないでも大元のURLで隅から隅までペ-ジをめくっていけば必ず出くわすものだ。然し、リストにあると言っても、探すのはとても時間がかかるので、全体で25隻近くある中から特定の船を検索できたこと自体は何も知らない外国人にとっては意義がある。検索しないで探すのは膨大な作業になるからだ。
ヒットした船の情報には少なくとも寄港地と予定日時は載っているわけだから。ただ、すべてがインドネシア語で書かれたこのペ-ジを見た外国人は、検索機能があるなら、予約機能や、運賃表なども手軽に出てくると思ってしまうだろう。検索もインドネシア語でしか出来ないこともわからないだろう。
つまり、以下のような事は出来ないので、最終的に英語記事にするときにはくれぐれも注意しておく必要がある。
試しにインドネシア語で バリ-アンボン の料金を検索してみると、検索可能だった。以下がそれだ。
検索語のどれに反応したのかわからないが、単純にBali Ambonとした時にはドロンド-ラ(船名)だけでなく、シナブング(船名)も表示され、然も望んでもいない無関係の情報も表示されたのに、今回はシナブングが表示されないのは納得がいかない。
理由として唯一推測出来るのは、シナブングには料金の表示がないのでヒットしなかったが(料金表示がないことは別途確認した)、ドロンド-ラには料金表があることだ。
実際にドロンド-ラを開いてみると料金に関する(無関係な)記述が確かに含まれていて、それは以下の部分だ。
つまり、探していた バリ-アンボン間 の料金ではない、無関係な路線の料金設定があるだけだ。然も、すべての船には料金を払わないと乗れないので、すべての船の情報には必ず料金の表示があって当然なのに、船によっては表示がないのは絶対におかしい。
それは兎も角、バリ-アンボンだけで検索した結果のペ-ジを押しつけ広告部分も含め、主要な能書き部分も含めてすべて翻訳してみた。(いちいち記事には書き込まないが、色枠で囲った部分の能書きはすべて翻訳した)
総合的な結論は、PELNIもどきには、すべてのフェリ-の航路情報、寄港日時情報は確実に載っているが、それ以外の検索には使えないということだ。運賃表示は運が良ければ見つかる場合がある。無論、切符のオンライン予約などできない。
今までに、このURLで、相当な数のペ-ジを見て来てわかる最大の理由は:
1. 大元の情報入力そのものが、フォ-マットに従って厳密になされていない
2. あるいは、でたらめな情報のまま放置してある。次がよい例だ。ドロロンダの各月ごとの運航予定の表示は次のようになっている。
この部分は開いてみると、すべてでたらめだ。実は、この部分は使えればかなり有用なのに残念だ。それぞれを開けてみると、どの月も同じ内容で、求めている情報は一切入っていない。日本では考えられない事で、チェックする態勢もないのかもしれない。
ただ、検索機能は十分に使えると思う。何故かというと、すべてのフェリ-の航路情報は確かに載っているが、とんでもない数の寄港地があるし、仮に自分の希望する出発地と目的地がわかっていても、それを可能にする船を探すには、原則すべての船の航路情報を見る必要があるからだ。
それは膨大な作業になるが、検索を出発地と目的地で行えば、(時には複数の)船名が候補として表示されるので(既に運航し終わったかもしれない部分も含めて)、それらの船の航路情報をすべて見ることが可能になる。
結局、PELNIもどき運行情報の胆は、その詳細な路線と日時ごとの寄港地情報だけかもしれない。運賃表示は時には出てくるおまけみたいなものだろう。然し、路線情報は一番大切な情報で、私が膨大な時間を費やして(自分の旅行のためなので)作成した以下のクリッカブルなグ-グルマップ
( https://goo.gl/g2CTk9 )も、それだけに基づいている。
これは今でも改良中だが、インデオネシア全土で、どのような路線があるか、3種類の運行路線を一目で(あるいは個別に、何故かと言うと3枚のレイヤ-に別々に記録されているので)見ることができる優れものだ。
路線をクリックすれば、その路線で運行されている船名が表示される。寄港地をクリックすれば画像や運航情報も表示される仕組みだ。更にタイトル部の説明をクリックすれば英語版のWIKIPEDIA(地理の部分)にアクセス出来るようになっている。(一度に表示されない理由は現在不明)
だから、運用の問題としては、
1. 最初に私が作ったグ-グルマップで全体の路線を表示させる。つまり、以下のURLだ。
2. その地図上で、たどってみたい路線をクリックして船名を表示させる。その船名をコピ-して、
3. PELNIもどきのURLを立ち上げて、検索窓に先ほどの船名をペ-スト入力する
( http://harga-promo.net/ ) (PELNIもどきのURL)
4. 表示される大元の運行情報を確認する (それが絶対に確実な予定になる)
5. 出発地に数日前に宿をとり、目的の船が実際に到着するの気長に待ち構える
これが、インドネシアで船旅をする時の基本的で、唯一の正しいやり方になるだろう。
それしか考えられない。まともな時刻表はないからだ。勿論、英語版はないし、すべてインドネシア語で書かれている。幸いなことに、マレ-語とインドネシア語は相互理解が可能なので、今までのウエブ辞書での翻訳で不明の部分はマレ-シア人の友人に助けてもらって確認する予定だ。
実際にPELNI船に乗った先達たちのブログ記事を見ると、何らかの方法で運行予定日程表のようなものの印刷版を入手しているのがわかる。多分、港のPELNI支店で手に入れているのだろう。
然し、ネットでわかる運行予定の方がより最新であると推測する理由は確実にある。印刷や製本の遅れもあるが、ネット版ではいくつかの項目のアップデ-トの日付が絶えず未来の時点になっているからだ。日本なら大問題になるだろう。