今日、松尾山の神社で恒例の御田植祭がありました。実はこのお祭り私の通った小学校の松尾という地区の伝統行事なのですが、私たちが卒業した次の年から現在は廃校になった小学校の生徒が地区の方や地元の青年団などとともに守り続けていました。
小学校のころには春の遠足と言えばここの祭りを見に行くのが恒例でした。
現在は福岡県の指定無形民俗文化財となっており、この踊りを東京でも披露したことがあるそうです。
さて、上にある神社から下の踊り場に向かって神輿が移動します。
ちょうど今は三葉つつじが満開でした。
まず神主さんのお払いの後、保存会会長のあいさつがあり、田んぼの畦を作って水漏れをふぜぐ踊りがありました。
次は鍬で田んぼを耕すのですが、あまりに大変な仕事に鍬も壊れてしまします。
田んぼに水が入り、代搔きです。牛で代搔きをするのですが、なかなか牛がいうことを聞いてくれません。
観客のところに行ったり
疲れると寝転がったり
神主さんのところに寄り道したりなどでなかなかはかどりません。
時には観客のカメラに向かってカメラ目線になったりします。
ちなみに牛を引っ張っているのは私の同級生です。
いよいよタネまきです。大きなお腹の奥さんを連れて種まきです。
観客に向かって籾をまきます。
奥さんも疲れたのか、立ち上がるのが大変なようです。
ちなみにこの奥さん役は先ほどの子供たちの学校の先生だそうです。
次は田植です。
私も小さい頃はこうやって一本づつ手で植えていましたね。
その後は、オスとメスの獅子舞の演舞やなぎなたを使った演舞、まさかりを使った演舞などがありました。
最後に踊りがありました。
最後に踊ってくれた子供たちです。
今回一番びっくりしたのはなんとこの行事に高校の同級生と二人も一緒になったことです。一人は子供たちの小学校の校長先生をしたいるので引率で来たそうです。
もう一人はカメラ二台で熱心に写真を撮っている人がいまして最初はお互い気がつかなかったのですが、御神輿が下に降りるときにお互い石段の両側から見つけまして「オーッ」という感じでした。彼はお田植え祭りには5年くらい通っているそうで、祭りを主に撮影しているそうです。
こんな田舎で合うとは全くびっくりしました。