日曜日まであったワールドカップ(オリンピック予選)が終わりましたね。
火の鳥ジャパンは残念ながら五輪切符を手に入れることができませんでした。
グループ内に世界ランク1位のトルコと世界ランク4位のブラジルがいますのでかなり厳しいなとは思っていました。
でも開幕5試合はストレート勝ちでしたし、いい試合運びでした。
東京五輪の時の試合と比べるとすごく成長しているようでした。
真鍋監督になってからロンドンオリンピックで銅メダルを取った時のメンバーを招集してアドバイスをしたり、最近は「サーブで点をとれない選手は使わない」とか「バックアタックの時間を短くする」といった方法を考えていてこれがうまくできたようです。
でも惜しいでしたね、トルコにも1セット取ったし、ブラジルにはフルセットにまでもつれ込んで、もう少しのところでしたね。
エースの古賀選手や井上選手はほぼフルで出場して決定率でもかなり上位になったようでした。
ミドルでは私の一押しの山田選手がサービスエースやブロックも何本も取って活躍しました。
同じくミドルの入澤選手はあまり出番がなかったのですが、日本の中では最長身ですしサーブもいいのですが残念ながら今回は活躍ができませんでしたね。
セッターは関選手でほぼ決まりかなと思いました。リベロは頑張っているのですが、男子の山本選手のように神がかったシーンがあまり見られなかったように思いました。
石川選手は今年はイタリアに行くそうですね、兄ちゃんに続いてぜひ頑張ってもらいたいですね。
今回の試合を見ていてやはりみんなレベルが上がっているのがよくわかりました。でも男子に比べるとまだまだ力不足の感じがします。
ヤフコメでもあったように「ぬるま湯のVリーグの中ではなく積極的に海外に行ってレベルをあげてほしい」ですね。
それと女子の場合ジュニアから高校まで、監督から怒られないために頑張るといったことを聞くことがあります。それではある程度のスキルはついても自分で考えないとそれ以上のスキルは獲得できないのではないかと思います。
以前ジュニアの試合を見た時に、監督が怒鳴り散らして、選手が「はい、はい」と言っているのをよく見ました、それでは選手も自分で考えていろいろなことに挑戦するというのが出来ないのじゃないかと思いました。
もとVリーガーの益子さんが監督が怒ってはいけない試合をやっているそうです。自分で考えてやっていくという方向にもっていければいいなと思います。
来月からはVリーグも始まります。選手はそれぞれ自分のチームに戻って全日本での経験を生かして活躍して来年のオリンピック最終予選でぜひ出場権を獲得していただきたいと思います。